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残された時間はあとわずか。話し合うため、彼氏の家へ向かうが…|娘の彼氏を認めない

  • 2024.8.4

このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の重さを考えながら結論を出すお話です。わが子の幸せを願う母の本心を聞き、一人抱え込んでいた悩みを、正直に吐き出すことができたサオリ。事情を知った父は怒り、一家でユウキ宅へ向かいますが、結論を出すタイムリミットも迫ってきていました。もっち(@mocchi_kakei)さんによる『娘の彼氏を認めない』第39話をごらんください。※この連載には妊娠中絶にまつわる表現が含まれます

一人で全てを抱え込み、ふさぎ込んでしまっていたサオリ。両親に素直に助けを求めることができて、本当に良かったですね。

家族総出でユウキ宅を訪れるも、能天気なユウキ母と、面倒くさそうなユウキ。残された時間は約2週間という切羽詰まった状況での、無責任すぎる態度に怒りが込み上げます。

望まない妊娠をしないために、正しい性の知識が大切

高校1年生の夏休み明け、同学年のユウキと付き合い始めたサオリ。ユウキを良く思わない母へのいら立ちから、母との衝突が増えていたサオリですが、生理が2か月遅れていることに気がつきます。妊娠検査薬を使ってみると、結果は陽性でした。

産むか産まないかを両家で話し合いますが、無責任な発言を繰り返すユウキ親子。妊娠騒動から時がたつにつれて、サオリは自分がしたことの過ちや責任の重さ、愛情ゆえの親の厳しさに気づくことができました。

未成年での妊娠は、手放しに喜べない場合があります。心身への負担も大きく、人生への影響もとても大きいものです。赤ちゃんが欲しい状況でない性行為は、避妊しなければなりません。10代のカップルも、パートナーときちんと話し合っておく必要がありますね。

また、望まない妊娠をしない・させないために、家庭での性教育も大切です。正しい性の知識を身につけられるよう、妊娠のしくみや性行為の責任について会話ができる親子関係でありたいものですね。

著者:NAKAMA

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