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無造作な腕まくりやアクセ使いで差が!【こなれテクはメンズスナップで学ぶ】BEAMS安武俊宏さん

  • 2024.8.4

女性に比べると着用アイテム数が圧倒に少なく、スタイリングも限られる。それなのにおしゃれな男性って、よっぽどのテクニックをお持ちだと思うんです。そこでメンズのファッション関係者にスナップを敢行して、その秘密を探ってみることにしました。
 
第1回目のゲストにお迎えしたのは、ビームスのおしゃれ番長として知られる安武俊宏さん。「晩夏コーデ」をお題に披露していただいた着こなしは、目からウロコのテクニックが盛りだくさんでした。女性も参考になること間違いなしなので、マジで要チェックです!!
 

パッと目を引く大胆なデザインのバングルに加え、無造作な袖まくりもさすがのひと言!

袖まくり、キラッとしたアイテムで

シンプルコーデをワンランク上へ

女性の着こなしではなかなか見かけない、オリーブ×ブラウンの絶妙な色合わせを披露してくれた安武さん。「ともするとナチュラル系に見えてしまうアースカラーコーデは、キラッとしたモノを要所に入れるとファッションになるのでおすすめです。今回はシルバーをセレクトすることで、都会的な雰囲気もプラスしました」
 
シンプルな服でも手を抜いてるように見えないよう、シャツの袖まくりなどのディテールにこだわるのも男性ならでは。「袖まくりはメンズ定番のテクニックで、着こなしにヌケ感を演出する効果があります。方法は簡単で、シャツの袖は大きく折り返した後にくるくると折り返すだけ。あえてラフにセットすると、こなれ感をさらに高めることができますよ」
 
「女性は意外と気にしないパンツ丈も、男性にとっては重要なディテールです。私はノークッション(パンツの裾が靴に当たらない丈感)が基本。クリースがすっと落ちてパンツのラインもキレイに出ますし、足元のバランスも取りやすくなるんです。女性はヒールをはく方も多いですが、ノーヒールの場合はノークッションがおすすめですよ」
 

フレグランスのボトルネックレスとキーネックレスの重ね着けが新鮮!それぞれの長さが異なるというのも好バランスに見せる鍵

トングタイプのサンダルながらもラフになりすぎていないのは、上品なスエード製をチョイスしているから

コロンのシャツ、ヒューベントのパンツ、バディ オプティカルのメガネ、エルメス、バニーのネックレス、ララガンのバングル、アイランドスリッパのサンダルは安武さんの私物

Profile
やすたけ としひろ/BEAMS オウンドメディアマネージャー
文化服装学院卒業後、2005年にビームス入社。販売員、プレス、販促分野を統括するプレスチーフを経て、3月からオフィシャルサイトの責任者として指揮を執る。メンズドレスをベースとしながらも自由度のあるミックススタイルは世界から注目され、海外書籍に数ページに渡って特集された事も。3度のメシよりおしゃれな洋服や雑貨、インテリアが大好き。

text:KYOKO CHIKAMA

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