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性悪姑「あら、間違えたわ(笑)」入院した嫁に【香典袋を持参】→ 偽装天然の姑をスカッと撃退!

  • 2024.8.3

嫁に意地悪する姑には様々なタイプがありますが、知人の姑は“偽装天然”タイプ。天然のふりをして嫁イビリをしてくるのだとか。今回は臨機応変に対応して姑を撃退したエピソードを知人から聞きました。
※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。

画像: 性悪姑「あら、間違えたわ(笑)」入院した嫁に【香典袋を持参】→ 偽装天然の姑をスカッと撃退!

嫁の入院に見舞いにきた姑

ある症状で入院することになったA子。命にかかわる病気ではないものの、大事をとって入院をすすめられたのです。
入院の知らせを聞いた私もお見舞いに訪れましたが、元気そうな様子でホッ。
「退屈~。早く退院したいわ」とA子は暇を持て余していた様子でした。

ところが姑のB美がお見舞いに訪れたことから、退屈な気持ちはきれいに吹っ飛びました。
姑のB美は偽装天然タイプ。「あら~、うっかりしてたわ」と天然のフリをしてA子に嫁イビリをしてくるのです。

自分の見舞いになんて来るはずがないと思っていたA子は戸惑いました。
「この人にも常識があったんだ」と失礼なことを考えつつ、「わざわざありがとうございます」とB美に伝えたA子。
B美はA子と2人のときはいつも不機嫌そうな態度ですが、その日はなぜかニコニコ顔です。
嫌な予感がしたA子ですが、その予感は的中してしまいました。

姑の嫌がらせに絶句

笑顔のB美は、A子に「これ、私の気持ちよ」とお見舞い金を渡してきたのです。
ケチなB美が私にお見舞いを! と驚いたA子。「ありがとうございます」と受け取りましたが、その直後にA子は言葉を失いました。

見舞い金は紅白のご祝儀袋に入れるのが一般的ですが、B美が渡してきたのは白と黒の水引がついた香典袋だったのです。
これって、私に早く死ねってこと……?!
A子はドン引きして黙り込んでしまいました。

その様子を見たB美は、A子がショックを受けたと誤解した様子。
ニヤニヤと笑いながら「あら~、間違えたみたいね! ごめんなさい♪」と悪びれない態度で謝ってきたのです。

嫌がらせにキレた嫁

入院患者に香典袋なんて、悪戯の限度を超えています。キレたA子は、とっさに仕返し方法を思いつきました。
たまたま看護師さんが巡回にやってきたのを見て、利用することにしたのです。

A子は看護師さんに「私は死ぬ病気なんですか!?」とすがりつきました。
さらに「本当の病名を教えてください! 私には家族がいるんです!」と涙ながらに訴えたのです。

A子の迫真の演技に、看護師さんはびっくり。「急に何を言っているんですか!?」とうろたえる看護師さんに、A子は香典袋を見せつけました。
香典袋、泣く入院患者、その傍らにいる年配女性。
この組み合わせに看護師さんは何が起きたのか、察知してくれました。B美に「やっていいことと悪いことがあるでしょう!?」と説教してくれたのです。

偽装天然の姑をスカッと撃退

B美は「間違えただけなのに」と訴えましたが、看護師さんは一切スルー。問答無用で病室から追い出しました。
さらに看護師さんは「ストレスは入院患者に悪影響を与える」と、姑はその病院から出入り禁止になったのです。

A子は姑の起こした「香典袋事件」を夫にも伝えました。穏健派の夫も、これには激怒!
B美とは冠婚葬祭以外は近づかなくていいと言ってくれました。
A子がとっさに演技できたのは、彼女が元演劇部だったから。一時は女優を目指していたそうです。

ちなみに、本当に間違えただけなのかもしれませんが、香典袋の中身は空っぽだったのだとか。
「さすがケチなお義母さん、徹底しているわ」とA子は感心したそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子

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