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素朴でじんわりおいしい"木の葉丼"

  • 2024.8.3

かまぼこを木の葉に見立てたところに、洒落心が感じられるどんぶりです。かまぼこだけでもいいけれど、豚肉を加えればより満足感が増します。かまぼこの味を生かすため、甘さは少し控えめです。簡単、おいしい、栄養たっぷりのどんぶりレシピを料理研究家の田口成子さんに教えてもらいました。

素朴でじんわりおいしい"木の葉丼"

■“木の葉丼”のつくり方


◇材料 (2人分)

卵:3個
かまぼこ:40g
豚肉:150g(しゃぶしゃぶ用)
長ねぎ:1/2本(50g)
★ 煮汁:
・ だし汁*:1カップ
・ 醤油:大さじ2
・ 酒:大さじ1
・ みりん:大さじ1
・ 砂糖:大さじ1/2
温かいご飯:2人分


*かつお節でとったもの。

(1)下ごしらえ
長ねぎは縦半分にして斜め幅1cmに切る。かまぼこは厚さ7~8mmに切って斜め半分に切る。卵はボウルに割り入れ、菜箸を立てて切るように溶きほぐす。

(2)豚肉とだし汁を合わせる
フライパン(直径22cm)に豚肉と煮汁のだし汁を入れ、菜箸でほぐす。

豚肉とだし汁を合わせる
豚肉とだし汁を合わせる

(3)煮る
②のフライパンを中火にかけ、沸騰したらアクを取って、煮汁の醤油、酒、みりん、砂糖を加えて5~6分煮る。かまぼこ、長ねぎを散らし、さらに1~2分煮る。

煮る
煮る

(4)溶き卵を加える
溶き卵の2/3量を「の」の字を描くように流し入れてひと煮する。残りの溶き卵を加え、煮立ち始めたら火を止める。

(5)仕上げ
器にご飯を盛り、木の葉煮を半量ずつ汁ごとすくってのせる。

完成
完成

――教える人

「田口成子 料理研究家」

料理学校講師から料理研究家として独立し、懐石料理店で日本料理、イタリアでマンマの味、インド婦人の下でカレー料理など、各国の料理を精力的に学ぶ。その好奇心はとどまるところを知らず、家庭菜園を10年間行なって野菜を研究するほか、魚への興味が高じて『おさかなマイスター』を取得。現在は、食育にも取り組んでいる。


この記事は『技あり!dancyuどんぶり』に掲載したものです。

文:遠田敬子 写真:白根正治

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