「夜の仕事をする人はロクなやつじゃない」【意地悪なボスママ】にムカッ → 周りを巻き込み完全勝利！

人の仕事にケチをつけるなんて、普通の感覚ではありえないと思いますよね。
それでもそういう人は、少なからず存在するものなのです。
今回は筆者の友人A子さんから聞いたお話をご紹介します。

美しい彼女も、気が付けば一児の母に

長年キャバクラに勤めていたA子さんは、容姿端麗でスタイル抜群の美女でした。
そんなA子さんには「いつか自分のお店をもつ」という夢があったのです。

しかし、気が付くと結婚して男の子を出産し、一児の母に。
仕事を辞めて専業主婦となりましたが、自分の夢を諦めることは出来ませんでした。

すると、そんなA子さんにチャンスがやってきたのです。

子どもが小学校へ上がる頃、夫の転勤で引っ越す事が決まったのです。
住まいの土地柄は良く、駅前のほうは夜のお店が多いにぎやかな街でした。

A子さんは夫婦で話し合い、駅前に長年の夢だったクラブをオープンすることになったのです。
美しく会話も上手なA子さんだったので、すぐにお店にはお客さんがつきました。
息子も学校に馴染んで楽しく過ごしていて、A子さんにも数人のママ友が出来て、本当に順調だったのです。
ところが……。

どこから情報が漏れたのか、クラスのボスママに目を付けられていたようでした。
「夜の仕事をする人はろくなやつじゃない」などと、陰口を叩かれまくっていたことが分かったのです。

極力気にしないようにしていましたが、自分が夜の仕事をしていることで、息子が嫌な目に合わないか？などと、悩むこともありました。

しかし、そんな悩みもすぐに解決することとなったのです。

それは、息子の初めての参観日のことでした。
綺麗に着飾った母親達の中で、一際美しいA子さんに皆が驚いていたのです。

子ども達は「誰のお母さんなの！？」と大興奮で、息子は「僕のお母さんだよ！！」と、誇らしげに皆に話してくれました。

さらに、A子さんの噂しか知らなかったママ達も、
「お肌めちゃくちゃお綺麗ですね。化粧水何使ってるんですか？」などと話しかけてくれたのです。

A子さんは美しいだけでなく、長年培ってきた対人スキルもあったので、すぐに他のママ達と打ち解けることが出来ました。

「夜の仕事をするからって、変な人ってわけじゃないよね」
「仕事をして育児もして凄い！」

皆は口々に褒めてくれて、すぐに皆がA子さんのことを好きになったのです。

ボスママだけは不機嫌そうで、一言も会話をしませんでしたが……。
心の中で思わず「勝った」と、ガッツポーズをしてしまった出来事でした。

A子さんを知る人は、皆口を揃えて「まさに才色兼備」と言うほど魅力的な人です。
悪気はないのかもしれませんが、そんな彼女の文句を言う人は、自分にないものを持つA子さんが羨ましいのかもしれませんね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Yuki.K