1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 今の中学生は郵便の出し方がわからない?夏休みに「先生に暑中見舞いを出す」宿題が出た理由とは

今の中学生は郵便の出し方がわからない?夏休みに「先生に暑中見舞いを出す」宿題が出た理由とは

  • 2024.8.3
暑中見舞い、出してますか? 出典:Togetterオリジナル

X(Twitter)では「中学3年生に『先生に暑中見舞いを書こう』という宿題が出た」という投稿がきっかけとなり、昨今の子どもたちが郵便の出し方を知らないという現代ならではの事情について意見や感想が集まっている。

発端の投稿を行ったユーザーは学習塾の経営者。当初は中学3年生に対してこんな宿題を…と思っていたが、実際はハガキの宛名の書き方や、郵便ポストが集荷されていることを知らない子どもがおり、「現代の子どもたちが郵便にあまりに疎すぎて驚いている」と話している。

投稿を読んだ他のXユーザーからは「宿題」について「ものすごい生徒思いの先生ですね。義務教育終了時点でハガキの書き方がわからないのはまずい」「文面を考えたり、敬語を使って先生あての文章を書くのも立派な学習」といった感想が寄せられた。

また、昨今の子どもたちについて「自分の住所を知らない子もいる」「住所は都道府県までしか書けない」「本人開封不可の封筒を宛先も書かずに郵便ポストに放り込んだ高3生がいた」など、大人からすれば驚いてしまう実情が投稿されていた。

ポストに宛名を書かず封筒を入れた子も… 出典:Togetterオリジナル

郵便を使えない子どもたちがいることについては、ネットやSNSの普及といった昨今の事情が最も大きな理由だろう。「受験の願書もオンライン申請だったりして、郵便制度に触れる機会がどんどん減っている」「親ですら『ハガキ今何円だっけ?』だもの」と、致し方ないと考えているというコメントが目立った。

インターネットやSNSが普及し、ペーパーレス化が進んでいるとはいえ、郵便というインフラはまだ残り続ける。子どもたちが社会に出て使う機会はやってくるだろう。「暑中見舞いを出す」という宿題は、郵便を利用したことがない子どもたちにとって貴重な経験になるかもしれない。

文:トゥギャッターオリジナル記事編集部 編集:Togetterオリジナル編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる