女子選手が妊娠したら自動的に契約延長　ミラン、欧州初の産休制度を導入

Text by 井上大輔(編集部)

かつて長谷川唯も所属したACミランの女子チーム。このほど、女子選手と女性スタッフへの産休制度を導入すると発表した。

「女子選手が契約最終年に妊娠した場合、自動的な契約延長が保証される」という欧州初の試みだそう。

4大陸の選手に行ったアンケートでは、子供も持つ現役の女子選手はわずか2パーセントしかおらず、47％の女子選手が家庭を持つために引退すると回答したという。

ミランは女子選手や女性スタッフをサポートするために今回の試みを行うことにしたとのこと。

契約満了シーズンに妊娠した場合には同じ条件で1年間の契約延長となるほか、渡航費・宿泊費の負担などの育児支援も行うそうだ。