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どんなときでもわが子の幸せを願う。親の深い愛に涙が止まらない|娘の彼氏を認めない

  • 2024.8.3

このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の重さを考えながら結論を出すお話です。妊娠後も父親になる自覚がなく、無責任な言動を繰り返す彼氏・ユウキに絶望するサオリ。部屋に閉じこもるようになったサオリを見かねて、母はランチに誘いますが断られてしまいました。閉ざされた扉の前で、母が静かに語る娘への思いとは…。もっち(@mocchi_kakei)さんによる『娘の彼氏を認めない』第38話をごらんください。※この連載には妊娠中絶にまつわる表現が含まれます

どれだけ反抗されても、ケンカをしても、わが子が笑顔で過ごせることを願う親心。大きく包み込むようなサオリの母の愛に、涙が込み上げてきます。

母の優しい言葉に、あふれる感情を止められないサオリ。母の思いが伝わり、素直に頼れるようになると良いですね。

望まない妊娠をしないために、正しい性の知識が大切

高校1年生の夏休み明け、同学年のユウキと付き合い始めたサオリ。ユウキを良く思わない母へのいら立ちから、母との衝突が増えていたサオリですが、生理が2か月遅れていることに気がつきます。妊娠検査薬を使ってみると、結果は陽性でした。

産むか産まないかを両家で話し合いますが、無責任な発言を繰り返すユウキ親子。妊娠騒動から時がたつにつれて、サオリは自分がしたことの過ちや責任の重さ、愛情ゆえの親の厳しさに気づくことができました。

未成年での妊娠は、手放しに喜べない場合があります。心身への負担も大きく、人生への影響もとても大きいものです。赤ちゃんが欲しい状況でない性行為は、避妊しなければなりません。10代のカップルも、パートナーときちんと話し合っておく必要がありますね。

また、望まない妊娠をしない・させないために、家庭での性教育も大切です。正しい性の知識を身につけられるよう、妊娠のしくみや性行為の責任について会話ができる親子関係でありたいものですね。

著者:NAKAMA

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