【玉川村】幻想的なランタン彩る♪『乙字ヶ滝』

2024.8.3

こんにちは♪ふくしま地域特派員のれもんクッキーです。

梅雨明けをして更なる暑さが続く日々。一昔前ならば「夏本番！」と暑い夏だからこそ楽しめることをあれこれ計画していたことが、遠い昔のように感じられます。今は暑さそのものが危険レベルのためか、夏の解放感はどこへやら。

少しでも涼を感じられたらと玉川村にある『乙字ヶ滝』へ出かけてきました♪

松尾芭蕉が訪れ俳句を詠んだ場所

乙字ヶ滝は阿武隈川唯一の滝で、「日本の滝百選」の一つになっています。

元禄2年には俳聖松尾芭蕉が訪れ、「五月雨の滝降りうづむ水かさ哉」の俳句を詠んでおり、記念の句碑が滝見不動尊ちかくに立てられています。

松尾芭蕉と弟子の河合曽良の石像もありました。 松尾芭蕉は元禄2年（1689年）に「奥の細道」の旅の途中、須賀川に8日間滞在した時に乙字ヶ滝や神炊館神社などを訪れ、俳句を残しています。

乙の字の形をして流れ落ちることが名前の由来

川幅１００ｍいっぱいに描かれる、乙の字の流れの形が、名前の付いた由来だそうです。また別名「小ナイアガラの滝」とも呼ばれています。飛沫をあげ白濁とした滝の様子は、力強くも涼し気で見ていて爽快な気分になります。

美しい糸のように流れゆく自然の造形美。松尾芭蕉が見たこの景色を、時を経て今も同じように見られる事に喜びを感じます。

期間限定幻想的なランタンのライトアップ♪

乙字ヶ滝に隣接する乙字ヶ滝公園では、不定期でランタンのライトアップが催され、今回は８月３日（土）「たまかわランタンフェスティバル」開催日にライトアップされます。時間は１６時～２０時で、ミニライブやフードマルシェなどを予定しており、盛りだくさんの内容となっています。詳しくは玉川村観光物産協会のホームページをご覧ください。