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老舗スーパー【三平ストア】に行ってわかった、東京・新宿のど真ん中で60年愛されてきたワケ

  • 2024.8.3
老舗スーパー【三平ストア】に行ってわかった、東京・新宿のど真ん中で60年愛されてきたワケの画像1
「三平ストア」新宿店のビル入り口(C)サイゾーウーマン

みなさんは、JR新宿駅、西武新宿線西武新宿駅、東京メトロ・都営地下鉄新宿三丁目駅をつなぐ地下街・新宿サブナードにある老舗スーパー「三平ストア」をご存じでしょうか? 新宿のど真ん中にあるだけに、一度は目にしたことがあるものの、足を踏み入れたことがないという人も多いはず。開店から60年にわたって愛されてきた店の魅力を探るべく、店舗へ行ってきました!

※価格やメニューは2024年8月2日時点の情報です。
※価格はすべて税込み
※店舗によって取り扱いメニューが異なります。

目次

・「三平ストア」とは?
・「冷凍食品30%OFF」の張り紙も
・【三平ストア】前評判通りの安さ
・【三平ストア】魚コーナーが衝撃
・【三平ストア】レジ袋に感動のワケ

都内に3店舗展開の「三平ストア」とは?

新宿を中心に飲食店やスーパー、レクリエーション施設の「新宿スポーツランド」、ホテル事業として「新宿サンパークホテル」などを経営する三平グループ。

公式サイトがなく、非上場企業でもあるため、業績などは不明ですが、ネットで調査した結果、創業者・小林平三氏が1935年(昭和10年)に新宿で氷の卸販売業を創業したことがそもそものはじまりだそう。

1949年(昭和24年)にレストラン事業として「三平食堂」(現「はやしや」)を開店後、ストア事業に乗り出し、62年に「三平ストア」を浅草にオープン。翌年に新宿、65年には三鷹店に進出し、北新宿の成子坂店や高円寺店と拡大していきました。

現在残っているのは、浅草、新宿、三鷹の3店舗のみとなりましたが、競合が多数ひしめく中、創業60年を超える老舗スーパーとして長年愛されてきたようです。

【三平ストア】昔ながらのスーパー! 「冷凍食品30%OFF」の張り紙も

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サイゾーウーマン

三平ストア新宿店の営業時間は、午前10時30分から午後9時まで。毎週木曜に「夕市」、日曜に「朝市」を行っているそうです。

店内はそこまで広くありませんが、ちょうど「二の丑セール」を開催していたからか、そこそこにぎわっていました。

商品は、棚に陳列されているものもあれば、段ボールに入ったまま並んでいるものもあり、手書きのポップもあいまって懐かしさがある、昔ながらのスーパーといった感じです。

まず店内をざっと一周して気になったのは、冷凍食品コーナーのショーケースの下のほうに「税抜価格より30%OFF」との張り紙がされていたこと。破れたり穴が開いている部分もあり、貼られてからある程度時間がたっていそうな雰囲気でした。

常時30%引きになるなら、税抜き400円の商品は税込でも308円、500円の商品の場合は385円。この差、結構デカいですよね?

今回、冷凍食品は購入しませんでしたが、次回訪れた際も30%引きになっていたら、お買い得商品を探してこようと思います。

【三平ストア】前評判通りで野菜や肉、魚が安い! 「豚ロース」は100g128円

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広告にも載っていた「小松菜」(1袋)税込95.4円(C)サイゾーウーマン

三平ストアを訪れるにあたり、事前にネットで口コミを検索したところ「野菜や肉、魚が安い」という情報を得ていたのですが、実際、その通り!

「二の丑セール」の広告にも載っていた「小松菜」は1袋税込95.4円。野菜の高騰が激しい今、100円以内で買えるのはうれしいところでした。

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しっかり厚みがあるの、伝わりますでしょうか?(C)サイゾーウーマン

肉コーナーでは「牛バラ焼肉用」100g・248円、「若鶏もも」100g・84.24円というお買い得商品があったのですが、どちらも大パックのみだったので購入は断念。代わりに、「豚ロース切身」(3切れ、406g)560.52円を購入。

値段だけ見るとそこまで安くないじゃんと思うと思いますが、お肉が大きくて厚切りなんですよ。下味をつけて冷凍すれば日持ちもしそうですし、100g128円と考えれば、お得ではないでしょうか。

【三平ストア】魚コーナーが充実! 衝撃のボリューム&安さに大感激

そして、青果、精肉コーナーよりもさらに驚いたのが、魚売り場。商品の種類が充実しているし、どれもとにかくボリュームがすごいんですよ。

「広告の品」としてかなりデカい「縞ホッケの開き」(3枚)が540円で売られていたり、「日替わりサービス」ではこれまた大きな「塩さば」(3枚)429.8円や、ビックサイズの「真鯛」のアラが213.84円で並んでおり、衝撃を受けるとともに大感激!

「土用の丑の日」に向けてか、特大サイズの「うなぎの蒲焼き」も1尾1,280円で売られていたので、家族で食べるのにもぴったりだと思います。

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他店で買ったら600円はしそうです(C)サイゾーウーマン

なお、鮮魚は柵状でリーズナブルな価格で売られているものが多く、私は「かつお刺身」451.44円をゲット。写真だと伝わりにくいかもしれませんが、こちらもなかなかの大きさなんですよ。自分で切らなければいけないので手間はかかりますが、コスパは抜群です。

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先に紹介した豚ロースと同じ大きさのトレーに入っています(C)サイゾーウーマン

また、大盛りの「しらす」も324円でゲット。この量のしらすを消費するのはなかなか大変そうですが、冷凍保存できるとのことなので、ごはんやパスタ、サラダや豆腐にかけたり、アヒージョにしたり、いろんなアレンジ料理を楽しめそうです。

【三平ストア】「レジ袋」の丈夫さに地味に感動

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5円のレジ袋。他店より小さめですが、その分頑丈です(C)サイゾーウーマン

今回初めて三平ストアを訪れてみてわかったのは、都会の真ん中にありながら、想像以上に庶民的なスーパーだったこと。

立地的に、「切らした食材を買い足すのに便利な店」というイメージが勝手にあったので、ガッツリ買い物するには微妙なんじゃ……と思っていたのですが、野菜に肉に魚まで、お買い得商品があるとは驚きでした。

あるのは知っていたけど入ったことがないという人、特に魚好きの人には一度訪れてみていただきたいところ。

なお、かつては支払い時にクレジットカードが使えなかったそうですが、現在はカードだけでなく電子マネーにも対応しているのでご安心あれ。

ただ、レジは2箇所に1台ずつ設置されているだけなので、時間帯やタイミングによっては混雑しそうな予感。袋詰めスペースもそこまで広くありませんでした。

そんな中で地味に感動したのが、ビニール袋。小分け用の透明のものも、有料のレジ袋も、なんとなく普段利用しているスーパーのものよりも、袋がしっかりしていて丈夫な感じがしたんです。破れにくそうで安心感があり、ゴミ袋に再利用する際に便利だなと思いました。

サイゾーウーマン編集部
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