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ゼンデイヤ、何度もオーディションを受けるも出演を逃した映画があった

  • 2024.8.2
Zendaya arrives at the 2015 iHeartRadio Music Awards at The Shrine Auditorium on March 29, 2015 in Los Angeles, California.

今や、著名監督から引く手あまたのゼンデイヤディズニー・チャンネルの「シャキラ!」でブレイクしたの彼女は、同局のオリジナル映画『ディセンダント』にどうしても出演したかったようだ。「ゼンデイヤは『ディセンダント』のオーディションを何回も受けました。大きなことです。本当にすごいこと。彼女は本当に出演したかったので、繰り返し挑戦しました。結局は思うようにいきませんでしたけど」と、ディズニーチャンネルの元キャスティング&タレント担当副社長コーネリア・フレイムがポッドキャスト「Magical Rewind」で明かした。

『ハイスクール・ミュージカル』シリ―ズを産んだ名匠、ケニー・オルテガが手がけた『ディセンダント』(2015)は、誰もが知るディズニー・ヴィランたちの“子ども”たち、マル(マレフィセントの娘)、イヴィ(イーヴィル・クイーンの娘)、カルロス(クルエラ・ド・ビルの息子)、ジェイ(ジャファーの息子)らを主人公にした青春映画。ダヴ・キャメロンソフィア・カーソン、キャメロン・ボイスらが出演し、悪役を親に持つティーンたちの葛藤や成長、友情・恋を、音楽とダンスとともに描いた。2017年には第2弾、2019年には第3弾が公開され、先月スピンオフの『ディセンダント ライズ・オブ・レッド』もディズニー・プラスで配信スタートされた。

『ディセンダント』(2015)
Disney Channel's "Descendants"『ディセンダント』(2015)

一方で、『ディセンダント』で役を獲得できなかったゼンデイヤは、トム・ホランド主演の『スパイダーマン』シリーズで一気に知名度を上げ、ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『DUNE/デューン 砂の惑星』シリーズ、ルカ・グァダニーノ監督の『チャレンジャーズ』と話題作への出演が続いている。

そんな彼女の活躍ぶりを鑑みて、フレイムはこう話す。「今考えてみると、(『ディセンダント』は)『スパイダーマン』と撮影が重なっていたんじゃないかと思います。物事は起こるべくして起こるもの。何かを得られなくても、ほかにすばらしい物を得られることがあります」「彼女は『スパイダーマン』にも一生懸命取り組み、頑張りました。これも、その一例ですね」

Text: Tae Terai

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