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ワンパン5分で「ピーナッツ豆腐」作ってみた!冷やせば…ん〜まろやか♪ピーナッツバター余ったら作ろ♡

  • 2024.8.3

プルンとした食感に、ピーナッツの香ばしさがたまらない「ピーナッツ豆腐」。沖縄では「ジーマーミ豆腐」として有名です。本来の作り方は、生の落花生を使い、殻と薄皮をきれいに剥いてひと晩水に浸けておき、ミキサーにかけ…と、とんでもなく手間暇がかかります(汗)。でも、ピーナッツバターを使えば、なんと5分で仕込みは完了!あとは冷やせば、まったり香ばしいピーナッツ豆腐が出来ちゃうんですよ〜。



わたしの住む鹿児島県では、“だっきしょ豆腐“と呼ばれ、お盆料理の1つとして知られています。
ジーマーミ豆腐、ピーナッツ豆腐、落花生豆腐…と、各地によって呼び方が違うのもおもしろいですね。ではさっそく作ってみましょ~♪

あっという間に完成!「ピーナッツ豆腐」

【材料】
ピーナッツバター…大さじ1
片栗粉…大さじ3
水…100ml
無調整豆乳…100ml





ピーナッツバターは、滑らかなペースト状になっている“クリーミータイプ“のものをお使いください。

また、似たような商品に、“ピーナッツクリーム“というものもありますが、ピーナッツクリームは、ピーナッツバターに砂糖や水あめなどの糖類、その他に、クリーム、植物油脂、食塩などで調味したものになりますので、間違えないよう気を付けてくださいね。

それでは、調理スタート!

鍋にピーナッツバターと半量ほどの水を加えて、シリコンベラで混ぜ合わせます。練り合わせるようによく混ぜると、ピーナッツのいい香りがしてきます。



そこに、片栗粉を入れてさらに混ぜ、ダマのない滑らかな状態にします。残りの水を数回に分けて加え、混ぜます。



水を全量入れ終えたら、豆乳を一気に加えます!



強火で加熱しながら、ゆっくりとシリコンベラで混ぜ続け…



とろみがついてきたら、素早くかき混ぜます!
力を入れて、鍋底から混ぜ合わせて…



ひとまとまりになったら火を消して…


濡らした容器に移し入れます。
容器を濡らすのは、あとで取り出し易くするためです。スプーンを濡らし表面をならして滑らかにしましょう。



粗熱が取れたら、乾燥防止のためフタまたはラップをして冷まし、固まれば完成です。
冷めて固まるまでの時間はしばらくかかりますが、鍋に材料を入れてから混ぜて加熱するまでの時間は、たった5分ほど!



本来の作り方は、落花生の殻と皮を剥き、一晩水に浸して、ミキサーにかけ、布巾でこしたピーナッツ汁に片栗粉を混ぜ合わせて加熱をして…と、なかなか手間がかかりますが…



ピーナッツバターを使えば、落花生の殻と皮をむく手間や、一晩水に浸してからミキサーにかける時間も省けるので、とっても楽チン♪
もちろん、殻付きの落花生から手間暇かけて作ったおいしさにはかないませんが、この方法だと少量を手軽に作れるのもいいですね。


330mlの保存容器に、2/3ほどの量が作れますよ~。

常温でもおいしくいただけますが、冷蔵庫で冷やしても良し。1時間ほどでプルンとした食感になり、3時間ほど冷やすともっちりとした食感になります。
ただ、冷やし過ぎると固くなってしまうので、ほどほどに冷やしておいしく召し上がってくださいね。

材料代は、たった73円!

この分量で、材料代をざっくりと計算すると…

ピーナッツバター…大さじ1(35円)
片栗粉…大さじ3(12円)
水…10ml(10円)
無調整豆乳…100ml  (16円)

合計…73円!

手軽に作れて、このお値段なら…安いかも!?

ピーナッツバターって、たまにパンに塗って食べたくなり買いますが、パンに合わせるだけでは飽きてきて、いつも余っちゃう…。そんなときにぴったりの活用法です。


片栗粉はわらびもち粉で代用可能!



鹿児島県では、片栗粉よりも“さつまいも澱粉“で作るのが主流です。
ただ、他県では手に入りにくいので代用品として、さつまいも澱粉100%と書かれたわらびもち粉でも作れます!



片栗粉に比べ、加熱後はゆるめのモタッとした生地で、食べると片栗粉に比べて、よりトロッとプルンとした感じを味わえます。
片栗粉との食感の違いを比較してみるのも楽しいですよ~。片栗粉での作り方や、さつまいも澱粉で作った時の生地の感じなどを下記の動画にまとめていますので、ぜひ、参考にしてみてください。

【簡単】ピーナッツ豆腐!
https://youtu.be/th3unCvb6uU

食べるときは容器からひっくり返し、濡らした包丁でお好みの大きさに切り…



味付けは定番の、わさび&しょうゆ! わさびのツンとした辛みがいいアクセント~。



わたしの好みの食べ方としては、梅干し&青じそ&しょうゆ! さっぱりとした味わいで、お酒のツマミにも最高です♪



わたしの住む鹿児島県では、梅干し、濃口しょうゆ、砂糖、みりんを一煮立ちさせた甘辛なタレで食べるのが主流なんですよ。



梅干し(1個)、 濃口しょうゆ(大さじ2)、 砂糖(大さじ1/2)、 みりん(大さじ1/2)を 鍋に入れて一煮立ちさせ、梅干しをつぶせば出来上がり。
しょうゆと砂糖の 甘辛さと梅干しの酸味がピーナッツ豆腐のやさしい味によく合い、あと引くおいしさです。



昔は、お盆に人が集まる際のふるまい料理として作られていて、生の落花生から大量に作る母のお手伝いをよくさせられていたなぁ~。
なので、今でもお盆が近づくと昔からの習慣なのか、無性に食べたくなります。
ただし、わたしはピーナッツバターで手抜きしちゃいますけどね(笑)。

ピーナッツ豆腐はプルンとした食感で、疲れていて食欲がないときでも、これなら箸が進みます。
みなさんも、ピーナッツバターで本格的な「ピーナッツ豆腐」を作ってみてくださいね。

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