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【MLB】32歳でも衰えなかったトラウトの打撃指標 半月板再手術で今季終了も……完全復活の道はあるか

  • 2024.8.2
エンゼルスのマイク・トラウト(C)ロイター/USA TODAY Sports
SPREAD : エンゼルスのマイク・トラウト(C)ロイター/USA TODAY Sports

エンゼルスマイク・トラウト外野手は1日(日本時間2日)、自身のXを更新。左膝半月板損傷の再手術が必要となり、今季中の復帰がなくなったと明かした。現役最高の選手と謳われたレジェンドも、近年は度重なる故障で満足なシーズンを過ごせていない。
一方で、32歳を迎えても、打撃、走塁、守備の公式データには衰えがほとんど見られなかった。近年のトラウトが「故障さえなければ」と、高い評価を受け続けてきた理由がここにある。昨季に続き、またも不本意な形でグラウンドを去ることになったが、完全復活への道は残されているのだろうか。

■「故障さえなければ」に尽きる

メジャー2年目の2012年には、49盗塁でア・リーグのタイトルを獲得したトラウト。20年以降では計12盗塁とめっきり走らなくなって久しいが、走力は20代前半からほとんど衰えていない。
MLB公式のデータページ『Baseball Savant』によると、トラウトの今季スプリントスピード「28.9フィート/秒」はメジャー全体で上位10%に位置する。計測を開始した2015年から毎年わずかな誤差はあれど、変化は見られない。30盗塁を記録した16年と全く同じ数値で、今季も世代別ではナンバーワンだった。
打撃面でも、ここ数年指摘され始めていたフォーシームに対する空振り率、三振割合の増加が今季序盤に限れば改善が見られた。結局29試合の出場に留まり、打率.220、10本塁打、14打点、6盗塁でシーズンを終えたが、パフォーマンスに関しては全盛期の姿と遜色なかったと言えるだろう。
この日、自身のXに「多くの人を失望させたのは理解しているが、私を信じてほしい。シーズン後半戦、ダグアウトからチームとチームメイトの力になり続けます。応援ありがとう」と、ファンに訴えかけたトラウト。7日に33歳を迎えるが、エンゼルスと結んだ大型契約は2030年まで残っている。

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