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堂本剛、さらっと描いた◯が1枚につき100万円に!? 『まる』の謎に包まれていたストーリーが明らかに

  • 2024.8.3
堂本剛、さらっと描いた◯が1枚につき100万円に!? 『まる』の謎に包まれていたストーリーが明らかに
(C)2024 Asmik Ace, Inc.

主演の堂本が「.ENDRECHERI./堂本剛」として映画音楽も担当

堂本剛が27年ぶりに映画主演し、荻上直子が監督を務める『まる』。本作より、“まるまった”豪華キャストが目を惹く不思議な浮遊感ただよう本ビジュアルと、堂本演じる主人公・沢田が◯に翻弄されていく姿が映し出された本予告を紹介する。

2024年にデビュー26周年を迎えたKinKi Kidsとして国民的スターの顔を持ち、ソロとしても独自の道を切り開く堂本が、1997年に公開された『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』以来、27年ぶりに待望の映画主演を果たす本作。近年では音楽活動が中心となっていた堂本が、荻上監督と企画プロデューサーから約2年間の熱烈オファーを受け、「自分が必要とされている役なら」と心を動かされ出演に至った。

堂本が演じるのは、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。

ある日、彼は通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた○(まる)を発端に、日常が○に浸食され始める。これまで自らストーリーを進めていく役柄の多かった堂本が、不思議な事態に巻き込まれていくキャラクターで、27年ぶりの主演にして新境地を魅せる。

監督を務めるのは、数々のオリジナル脚本で話題作を生み出し、『彼らが本気で編むときは、』(17年)で第67回ベルリン国際映画祭・観客賞&審査員特別賞を受賞、『波紋』(23年)で第33回日本映画批評家大賞・監督賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得る荻上直子。円熟の域に達した荻上監督の、作家としての神髄が凝縮されたともいえるテーマで堂本と初タッグを組む。

今回紹介するビジュアルは、大きな○にすっぽりと納まる堂本演じる沢田が印象的。その周りには、沢田のアパートの隣人で売れない漫画家・横山役の綾野剛、沢田と同じく現代美術家のアシスタントとして働く矢島役の吉岡里帆、コンビニ店員・モー役の森崎ウィン、野心的なギャラリーオーナー・若草萌子役の小林聡美らが、“まるまった”姿でこちらを見据える。ティザービジュアルに引き続きデザイナー・大島依提亜がデザインを担当。今にもぐるぐる回り出しそうな不思議な浮遊感ただようビジュアルとなっている。

本予告は、主人公・沢田が雨の坂道で自転車事故に遭い、商売道具である右腕を怪我する場面から幕を開ける。絵を描けなくなった沢田は、モーのいるコンビニでアルバイトを始め、1匹の蟻に導かれるように○を描くと…突然訪ねてきた怪しげなアートディーラー・土屋から「1枚につき100万円ご用意させていただきます」と宣言される。

突然の出来事に困惑する沢田をよそに、「さわだ」の○は知らぬ間に拡散され、ついには社会現象に。突然誰もが知る存在となった「さわだ」は、段々と○にとらわれ始めていく。同時に「さわだ」の偽物まで大量発生し…。奇想天外な物語は一体どこに向かうのか? 本作の不思議な魅力が目一杯詰まった映像に仕上がっている。

あわせて、主演の堂本が、「.ENDRECHERI./堂本剛」として映画音楽を担当することも明らかになった。「.ENDRECHERI.」と「堂本剛」のダブルネームで、初の映画音楽にチャレンジする。

また、8月2日より第1弾ムビチケカードの発売が決定した。絵柄には沢田を正面から捉えたティザービジュアル(キャラクターVer.)が使用されている。前売り特典として、ムビチケオンライン限定で、ティザービジュアルを使用したスマホ壁紙のオリジナル特典が付いてくる。

さらに、映画の公開にあわせて、公式本「映画『まる』ビジュアルブック」が、10月18日に集英社より発売されることも決定した。映画の名場面やオフショットがたっぷり掲載されているのはもちろんのこと、主演・堂本が作品についての想いをじっくり語った、約3万字に及ぶスーパーロングインタビューも収録される。8月1日より随時ネット書店での予約もスタートする。価格は2860円(税込)。

『まる』は10月18日より全国公開。

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