筆者の知人Aさんは結婚が決まり、彼の家に挨拶に行くことになりました。「結婚も決まり幸せの絶頂♡」だったはずのAさんですが、彼の母親と意見が対立したことで婚約破棄に至ったそうです。こんなママを持つ彼を、あなたなら愛せますか?
幸せ♡ 結婚が決まりました
Aさんは28歳のとき、当時付き合っていた同い年の彼氏からプロポーズされました。「この人となら幸せになれる」と思えたので、Aさんはプロポーズを快諾。結婚が決まり、Aさんは幸せな気持ちで毎日を過ごしていました。
ただし、結婚が決まると幸せなだけではなく、やらなければならないことがたくさんあります。結婚式場の下見や婚約指輪を見に行くなど夢見がちなAさんでしたが、彼の意向もあって、まずはお互いの両親に挨拶に行くことになりました。
ドキドキ! 両親への挨拶
Aさんの親への挨拶はすんなりと済み、いよいよ彼の家に挨拶に行くことに。きれいめ感を意識したファッション、彼の両親が好む手土産など準備を整え、彼の実家へと向かいます。
扉を開くと、優しそうなご両親が立っていてAさんはホッとしました。緊張しているAさんを見て和やかな雰囲気を作ってくれ、Aさんの緊張も解けてきました。
Aさんはこのときまで「この結婚はきっとうまくいく」という予感でいっぱいだったのです。しかし、その予感が間違いだったと、この後すぐに気づくことになります…。
彼ママ「息子に家事はさせないで」
結婚の挨拶をしているとき、彼ママがこんなことを言い出しました。
「息子には家事をさせないで、Aちゃんがしっかり支えてあげてね」
彼ママが言うには、”男は結婚したら外で仕事を頑張るもの、だから家事など余計なことはさせずに女がしっかり支えてあげるのが普通”とのことでした。
ですが、家事は2人でしようと思っていたAさん。彼ママにも「家事は2人で分担しようと思っています」と言いました。
結婚の挨拶に行ったはずが婚約破棄になりました
Aさんの発言を聞いた彼ママは態度を豹変。「女が家事をすべき! 息子にやらせるなんて言語道断!」とAさんは長時間説教をされることに。
Aさんは助けてほしいと彼の方を見ますが、彼は素知らぬ顔で庇ってもくれません。Aさんはその態度を見て、「この人とは結婚できない」という気持ちが湧いてきました。
そして、「わかりました! 私では彼を支えられないので結婚をやめにします」と宣言し、彼の家を立ち去ったのです。彼は慌てて追いかけてきましたがAさんの意思は固く、そのまま婚約破棄となりました。
結婚の話から一転、婚約破棄となったAさんですが、「あんな男と結婚しなくてよかった」と後悔は一切していないそうです。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶