【おとなのソロ部】パリの老舗サロン・ド・テ「ラデュレ 日比谷店」でおひとりさま用アフタヌーンティーを堪能

おいしい紅茶と豪華なスイーツを心ゆくまで堪能できるアフタヌーンティーは、とっておきのご褒美として楽しみたいですよね。2024年4月にオープンした「ラデュレ 日比谷店」では、人気メニューやセイボリーをフィンガーサイズでいただける、おひとりさま用のアフタヌーンティーが登場！ 忙しい日常から少し離れて、ぜいたくなソロティータイムを満喫してみませんか？

ファン待望のパリの老舗サロン・ド・テが日比谷にオープン

東京メトロ日比谷線日比谷駅から徒歩約2分、JR山手線有楽町駅から徒歩約5分の場所にある「日比谷シャンテ」は、洗練されたショップが並ぶ商業施設。その1階にあり、上品なグリーンが目を引くお店が「ラデュレ 日比谷店」です。

1862年にフランスのパリで創業した「ラデュレ」は、カフェとパティスリーを融合させたサロン・ド・テの歴史を作り上げたメゾン。160年以上もの間、「l’art de vivre à la française（フランス流美しき生活）」を象徴する格調高いメゾンとして世界中の人々に愛され続けています。

「ラデュレ 日比谷店」もその美学を受け継いでおり、さわやかなラデュレ・グリーンの壁やフランス式の寄木張りのパーケット・フローリング、ゴールドのモールディングが華やかな家具など、パリのシックなムードが楽しめる、洗練された空間が広がっています。

ソロおすすめ Point

座席は2人用のテーブル席が中心なので、おひとりさまでも気軽に来店しやすいです。店内に流れるクラシックもあいまって、優雅で美しい時間を過ごすことができます。

お客様の要望から誕生したおひとりさま用のアフタヌーンティー

今回ご紹介する「スペシャルアフタヌーンティー“HIBIYA”（1名用）」は、「ラデュレ 日比谷店」のオープンを祝うスペシャルアフタヌーンティーの第2弾「スペシャルアフタヌーンティー“HIBIYA”」をおひとり様用にアレンジしたメニュー。

これまでアフタヌーンティーは2人からのみでしたが、お客様からの「ひとりでもアフタヌーンティーを楽しみたい！」というたくさんの要望に応えて、おひとりさま用のメニューを考案したのだとか。日比谷店限定のスイーツや、2008年に日本で初めて「ラデュレ」がオープンした際に人気が高かったメニューが、ティースタンドに並んでいます。

当日訪れて注文することもできますが、アフタヌーンティーは数量限定のため、公式サイトからの予約がおすすめ。プランは2〜4カ月ごとに切り替わるため、「スペシャルアフタヌーンティー“HIBIYA”」は2024年8月末日までの提供予定です。9月からのプランは公式サイトやSNSで確認してくださいね。また、おひとりさま用のアフタヌーンティーは平日限定なのでご注意を。

ソロおすすめ Point

「アフタヌーンティーを楽しみたいけれども、2人からのプランがほとんどで注文しづらい」という声に応えて登場したおひとりさま用プランなので、友人と休日を合わせることが難しい人や、ひとりでじっくりスイーツを堪能したい人に大人気だそう。

席に案内されたら、まずはセットのドリンクから注文します。約20種類の紅茶と、約10種類のコーヒーのなかから1種類選ぶことができます。メニューにはそれぞれ味の特徴や風味が書かれているので、そこから好みにあったものを選ぶのがおすすめ。迷ってしまったときは、スタッフに聞くこともできますよ。

最初に運ばれてきたのは、「スペシャルアフタヌーンティー“HIBIYA”」に1650円で追加注文できる「シャンパーニュラデュレ」。こちらは「ラデュレ」オリジナルのシャンパーニュで、「ラデュレ」のサロン・ド・テでしか味わえないものです。

スイーツの甘さを引き立てるために、シャンパーニュの味はすっきりめ。キリッとさわやかな風味なので、普段シャンパーニュをあまり飲まない人でもおいしくいただけます。

続いて運ばれてきたのは、アフタヌーンティープランに含まれているウェルカムドリンク。シーズンごとにフレーバーが異なり、取材時（※2024年7月）は桃を使用したドリンクでした。

紅茶と緑茶にオレンジピールやバラの花びら、パイナップルをブレンドした「ラデュレ」のシグネチャーティー「テ マリーアントワネット」をベースに、ザクロと砂糖で作られたグレナデンシロップ、ピーチジュース、レモンリキュールなどを合わせたドリンクで、桃の甘みとフレッシュさを感じる味わいです。

グラスを回すと下に溜まったグレナデンシロップが溶けて、ドリンクの色が白からピンクに変わる様子も楽しめるので、ぜひ回してみてくださいね。

最初に注文した紅茶も届きました。今回はもうひとつのシグネチャーティー「テ メランジュ スペシャル ラデュレ」をセレクト。中国の紅茶とバラの花茶、柑橘類をブレンドした紅茶は、甘く華やかな香りが広がる上品な味わい。スッと消えていく後味もすっきりしていてとてもおいしい！

ポットにも紅茶がたっぷり入っているので、2・3杯ほど飲むことができ、足りない場合は同じフレーバーを1杯までおかわりすることも可能です。

ついにアフタヌーンティーの主役・ティースタンドが登場！ 3段のティースタンドのうち、1段目と3段目にセイボリーやスイーツがのっています。

1段目のセイボリーは5種類。どれから食べるか迷ってしまいそうです。

左上から時計回りに、野菜とサフランクリームの相性がバッチリな「パイと野菜のアンサンブル」、ハムとチーズがふわふわのパンにはさまった「ハムとチーズのサンドイッチ」、ポークチキンをキュウリで巻き、キャビアとローズを添えた「サラダコンコルド」、フォアグラのムースをベリーとフランボワーズのゼリーで包んだ「フォアグラムース フリュイルージュ」、トップのピンクペッパーと香草がアクセントの「グラブラックスサーモン レモン風味 クレームエペス添え」。どれも、2008年に日本で初めて「ラデュレ」がオープンした際に人気が高かったメニューを再現しています。

ソロおすすめ Point

アフタヌーンティーはセイボリーやスイーツが盛りだくさんで量が多い印象ですが、おひとりさま用プランではひとりでもぺろりと食べられる量に調整されています。残さず食べ切れる量なのも、うれしいポイントです。

3段目には、待望のスイーツが3種類も！ ひときわ目を引くピンクのスイーツは、「ラデュレ 日比谷店」限定スイーツの「ペピット・イスパハン」。「イスパハン」とは、ライチ、ローズ、フランボワーズを使用したスイーツのこと。ちなみに「イスパハン」は元々ペルシャの古都の名前で、その土地で生産されたオールドローズを指すこともあります。

中にはオレンジブロッサム・ハニーが香るビスキュイや、フランボワーズのコンフィ、ライチ、マスカルポーネのシャンティクリームがぎっしり。甘ずっぱさがたまらないローズとフランボワーズのシュトロイゼルとも絶妙にマッチした、ぜいたくなスイーツに仕上がっています。

「ラデュレ」の代名詞ともいえるマカロンは、レモンの風味がさわやかな「シトロン」と、華やかな香りと甘みが楽しめる「ローズ」の2種類。口に入れたときのサクッとした食感と、しっとりなめらかな舌触りがたまりません。マカロン発祥のメゾンだからこそ味わえる、こだわりがつまったスイーツです。

香ばしいアーモンドとバターの風味が上品な「コフレ・フィナンシェ」は、口の中で広がるしっとりとした味わいがたまらない一品。「スペシャルアフタヌーンティー“HIBIYA”」では、スタンダードなフレーバーの「ナチュール」をいただけます。紅茶との相性もバッチリです！

ソロおすすめ Point

大きなサイズのスイーツが3種類もセットになっているので、心ゆくまで甘いスイーツを堪能できます。周りを気にせずおいしい紅茶とともにじっくりスイーツを味わう時間は、至福のひとときです。

こちらは、シャンパーニュと同じく「スペシャルアフタヌーンティー“HIBIYA”」に1650円で追加注文することができる「ミニパルフェ“パルフェ・イスパハン”」。白と赤のコントラストが美しいミニパルフェで、グラスの中にはフランボワーズソルベ、カットライチ、ライチジュレ、ローズシャンティなどがたっぷり。甘みと酸味のバランスがよい上品な味わいです。

トップに飾られているのはローズの花びら。シャンティの中にはローズアイスも隠れていて、ミニパルフェからはふわっとローズの香りが漂ってきます。中にもローズの花びらが隠れているので、一緒に味わってくださいね！

自宅でも本格スイーツが楽しめる！ブティックも要チェック

サロン・ド・テでアフタヌーンティーを堪能したら、ブティックものぞいてみて。ショーケースには、宝石のようなスイーツが所狭しと並んでいます。今回は、家でのティータイムにぴったりなスイーツを2つご紹介。

こちらはアフタヌーンティーのセットでも登場した「コフレ・フィナンシェ」。フレーバーはスタンダードな味わいの「ナチュール」、ベリーの甘ずっぱさが人気の「フランボワーズ」、やさしい甘さがたまらない「ピスタッシュ」の3種類です。自分用のおみやげとしてだけではなく、プチギフトとして購入する人も多いのだとか。

まるでコスメのようなかわいらしいボックスに入っているのは、なんと金平糖。京都の老舗金平糖専門店「緑寿庵清水（りょくじゅあんしみず）」とのコラボレーション商品で、取材時（※2024年7月）に店頭に並んでいたのは、ベリーの甘ずっぱさが引き立つ「フランボワーズ」と、ローズの花びらを練り込んで気品あふれる味わいに仕上げた「ローズ」の2種類。そのほか、「ライチ」もあり、3つ揃うとラデュレを代表するパティスリー「イスパハン」のフレーバーになります。

「ラデュレ 日比谷店」でも特に人気の商品ですぐに完売してしまうため、店頭に並んでいることが珍しいのだとか。見かけたらぜひチェックしてみてくださいね！

パリのサロン・ド・テの歴史を作ったメゾンの新店舗「ラデュレ 日比谷店」で楽しめるおひとりさま用アフタヌーンティープランをご紹介しました。豪華なスイーツをひとりじめできるこのプランなら、スイーツ好きも大満足すること間違いなし！ ぜひ「ラデュレ日比谷店」のアフタヌーンティーで、優雅なソロティータイムを満喫してくださいね。

■ラデュレ 日比谷店（らでゅれ ひびやてん）
住所：東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ1F
TEL：03-4335-4202
営業時間：サロン・ド・テ11〜21時 （20時LO）、ブティック11〜20時
定休日：施設に準ずる

ソロMemo

■取材時のソロ率：30%（平日の午後）

■おすすめの利用シーン：豪華なスイーツを堪能したいとき、フランスのサロンの雰囲気を味わいたいとき、頑張った自分にご褒美をあげたいとき、優雅な気分にひたりたいとき

Text・Photo：増田朱音（vivace）

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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。