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読めますか?日本の伝統色「熨斗目花色」“のしもくかしょく”とは読みません

  • 2024.8.2

日本の伝統色を知る

熨斗目花色(のしめはないろ)
熨斗目花色(のしめはないろ)

日本の伝統色「熨斗目花色」とは……

熨斗目花色は、熨斗目色よりもグレー味が強い深い青色。熨斗目とは経に生糸、緯に半練糸を用いて織った平織をいいます。江戸時代、武士の正装でよく用いられた日本の伝統的な織物です。熨斗目花色に当たるのは、麻の裃の下に着用した小袖のことで、この織物に用いた花色の一種を指します。

熨斗目花色 = のしめはないろ

 

熨斗目を元にした色は多くあり、他にも熨斗目空色、熨斗目浅葱、熨斗目紺青などがあります。「熨斗目花色」は、のしめはないろと読みます。

R43 G95 B117 #2B5F75/熨斗目花色(のしめはないろ)

「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 

参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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