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大阪で「アイスの祭典」が開幕、120種揃い…今のトレンドは?

  • 2024.8.2

全国のご当地アイスが集まる『アイスクリーム万博 あいぱく』が、8月1日から「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)でスタート。近年のトレンド「アイス&スイーツのかけ合わせ」や「多層構造」など、見た目も楽しい進化形アイスが登場している。

『アイスクリーム万博 あいぱく』より

■ 個性派アイス続々、目移り必至の30ブランド

2015年から全国で50回以上開催され、累計来場者数が400万人を超える国内最大級のアイスクリームイベント「あいぱく」。年間1000種以上のアイスを食べるアイス専門家・アイスマン福留氏が代表の「日本アイスマニア協会」が監修し、人気店の同イベント限定メニューを楽しみに訪れる人も多いそう。

毎年多くの来場者でにぎわい、集客率1位という大阪会場は今年で6回目を迎え、30ブランド・120種以上のアイスが集結。アイスマン福留氏は今回の注目ポイントとして「他スイーツとの組み合わせや、多層構造のアイスが増えているので、1つでもさまざまな食感や味の変化が魅力」と話す。

会場の実演販売には多ジャンルの専門店が初登場。静岡「焼き芋専門oimo&coco.」の「焼き芋モンブラン」(1400円)はその名のとおり、1ミリの錦糸(芋餡)がたっぷり。その下にはミルクジェラートが隠れていて、自家製大学芋や底にあるコーン生地を細かく砕いたフィアンティーヌと絡ませて食べるのも楽しい。

静岡「焼き芋専門 oimo&coco.」焼き芋モンブラン(1400円)

見た目のインパクト大なのは、神奈川のコーヒー&バウムクーヘン専門店「MYSTAR BASE」のソフトクリーム(800円~)。ソフトの真上にほかほかのバウムクーヘンが乗り、2種のスイーツを一度に味わえる贅沢感がうれしい一品だ。

神奈川「MYSTAR BASE」マンゴーティラミスソフト~サマーレモンバウムを乗せて~(1400円)

果物好きに人気な山梨「桃農家カフェ ラペスカ」では、こだわり農法で育てた桃やぶどうを皮ごと使ったみずみずしいジェラートが勢ぞろい。なかでも、桃のジェラートや手作りコンポート、クッキーなどが層になった「大阪メルバ」(1200円)はパフェのように、どこをすくっても食べ応えあり。

山梨「桃農家カフェ ラペスカ」大阪メルバ(1200円)

さらに、会場にはおみやげ向きのカップアイス、全国のご当地アイスも勢ぞろい。単品のドライアイス(180円)が販売されているので、自宅の保冷バックの持ち込みが可能で、アイスマン福留氏は「1日では何種類も食べ切れない品ぞろえですので、ぜひ『アイス好きの楽園』へ通ってください」と呼びかける。

内覧会でトレンドアイスについて解説したアイス評論家・アイスマン福留氏「お祭り気分で、ぜひ何日も通っていただきたい!」

「あべのハルカス近鉄本店」ウイング館9階催会場にて、8月12日まで開催。時間は朝10時~夜8時(5日は夜7時まで、最終日は夕方5時閉場)。

取材・文・写真/塩屋薫

『アイスクリーム万博 あいぱく』

期間:2024年8月1日(木)~12日(月)
時間:10:00~20:00(8/5は~19:00、最終日は~17:00)
会場:あべのハルカス近鉄本店 ウイング館9F催会場
(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)

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