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死期が迫る母に対し、父が激怒した理由とは?「泣いてるんだぞ!?」

  • 2024.8.1

自宅で母と最後の時間を過ごすため、実家に泊まり込みで介護をしているキクチ│片耳なんちょー(@kkc_ayn)さん。母親の役に立ちたいと頑張りますが、ほんの少しの思い違いから、母親からの冷たい態度と言葉に泣いてしまいます。駆けつけた父親は話を聞いて、怒り出してしまいました。『20代、親を看取る』第5話をごらんください。

寝たきりになった母親の介護のため、実家に戻ってきたキクチさん。ときに無理をしてしまったり、今までとは違う母親の姿に苦しんだりすることも。そんな中でも、ともに母親を介護する父親と協力しつつ、介護のプロ・ヘルパーさんにも頼りながらお世話をします。

ある日「コップを持ってきて」という母にコップを持参しますが「違う」と言われ、何をしていいかわからなくなってしまいました。気持ちが伝わらなかった母は冷たく言葉をかけ、キクチさんは泣いてしまいます。

キクチさんの父親もずっと介護をしてきて疲れがあったのでしょう。思わず感情をあらわにしてしまいます。しかし母親から出てきた言葉は「病院のコップ」。意外な展開にキクチさんも父親も困惑してしまいます。

病床にある人のストレスは、健康なときにはなかなか想像できません。それゆえ、看病や介護をする側と、される側の気持ちはすれ違う場合も少なくないのかもしれません。

こうした気持ちのすれ違いが起きたとき、専門家に少しでも相談できるとまた別の視点をもてるのかもしれませんが、24時間体制の在宅介護では難しいこともありそうですね。

親を看取るということについて考える…

この作品は、キクチさんが20代で母親の介護を経験し看取ったあとのことまでを、丁寧に描いています。母親とぶつかったり寄り添い合ったりしながら、何が一番母親のためになるのか、その都度考えて行動するキクチさんや周りの人たちの姿が印象的です。

高齢化が進む中、いずれは親の面倒を見なければいけないと思ってはいても、元気なうちはまだ大丈夫と考えている人もいると思います。しかし、いつ何が起こるか分かりません。

もしキクチさんのように、20代で親を看取ることになったら…あなたにその覚悟はあるでしょうか。いざというときのために、親が病気になったり、寝たきりになったりした場合どうしたらいいのか、家族で話す機会を持つようにするといいですね。

『20代、親を看取る』は、病気で寝たきりになった母親の介護を通して、命との向き合い方や、亡くなった後に遺族がすべきことを学べる作品です。

著者:ママリ編集部

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