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リアルなヒップホップ・ガール、モデルのシモーヌ・トンプソンが住むLAの自宅へ。

  • 2016.3.11
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今回訪れたのは、「ニュー・スピリット」というトレンドワードふさわしいモデル、シモーヌ・トンプソン(Simone Thompson)が住むLAウェストハリウッドの自宅。本物のヒップホップ・ガールであり、ファッション界に大きなムーブメントを起こしているユース・カルチャーの象徴とも言える。そんな彼女が語る夢とは?

この連載を撮影しているデイヴィッド・ムシュガンに言わせると、シモーヌ・トンプソンは「今時のユース・カルチャーの今を象徴する女の子」だ。アメリカのミネアポリスの北地区で生まれたシモーヌは、決して恵まれてはいない境遇をタフに生き抜き、自力でチャンスをつかみとってきた。今はLAのウェストハリウッドで伯母と一緒に暮らしている。彼女について、辛く困難なそのストーリーを紹介することもできるけれど、そんなのはシモーヌには似合わない。いつも笑顔で明るいことが彼女の最大の魅力だ。とにかく根っから人がよくて、デイヴィッドもその人柄に惚れ込んでいるという。

デイヴィッドがシモーヌの出会いは偶然。デイヴィッドがモデルのアッシュ・スタイメスト(Ash Stymest)とともにウェストハリウッドにある自宅のポーチに腰掛けていたところ、ふと前を通り過ぎたクールな女の子にくぎ付けになった。とっさにポーチの階段を駆け下り、サンセット大通りへと向かい、そこでその子に追いつき、さっそく声をかけたという。

最初に出会った日から、デイヴィッドがシモーヌの写真を撮り続けてもう7、8カ月。その間、シモーヌは自分の個性を花開かせていった。最近では、ファッション関係で初めての大仕事をふたつ終えている。そのひとつはカリーヌ・ロワトフェルドの雑誌『CRファッションブック』、もうひとつはカニエ・ウェストが手がけるアパレルブランドの撮影だ。

シモーヌの目標は、自分でデザインするスニーカーブランドを立ち上げること。「あらゆる意味で、認められたいと思っている。自分らしくいることがクールだと、みんなにまた思ってもらえたらなって。他人の人生を生きるなんて、どこがクールなの? どん底からはい上がってきたから、お金なんてほんとどうでもいい。みんなにどれだけインパクトを残せるか、それしかないもの。私は自分のお手本になりたい。誇れるものを見せつけたい。私、獅子座だしね」。そう言うとシモーヌはまた輝くような笑顔を見せた。

シモーヌトンプソンの座右の銘は「言い訳はするな」。デイヴィッドいわく「シモーヌはこのモットーにぴったりの潔さがある。シモーヌのことはこれからもできる限りプッシュするつもり。きっとすごいことをやってくれると僕も大きな期待をかけているから、彼女のインスタグラム(@slickwoods)をぜひフォローしてみて」

参照元:VOGUE JAPAN

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