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あなたが痩せない理由は「骨格」と「姿勢」だった

  • 2024.8.1

パーソナルジム「ジルチ」を運営し、これまでの1000人以上のトレーニングサポートをしてきた町田洋佑(まちだ ようすけ)さん。痩せるためには「骨格姿勢が大切」だといいます。今回は、痩せない「理由」を解説していただきます。

あなたが痩せない理由は「骨格」と「姿勢」だった

「骨格」と「姿勢」
出典:photo-chips

はじめまして!トレーナーの町田洋祐です。

私はこれまでさまざまなお客様のトレーニングサポートを行ってまいりました。その中で聞かれる悩みが「自分一人では意思が弱くて痩せられない」「リバウンドしてしまう」といったものでした。

「痩せたい」「綺麗になりたい」というのは年代問わず、みなさんが持つお悩みです。しかし、多くのみなさんが行うべきは、食事制限や運動などのダイエットではありません。

・自分の骨格を知る
・骨格に合わせた筋トレをする

これを行っていくだけで、体の稼働領域が広がり、姿勢がよくなります。そうすると、みるみるうちに体重が減少していくのです。

残念ながら現代人は長時間のデスクワークやスマートフォンやタブレットの使用、運動不足などで、ただでさえ「骨格と姿勢を悪くさせてしまう」環境下にあります。

姿勢が悪いと、使う筋肉が50%ほどに減少する場合もある

姿勢
出典:photo-chips

姿勢が悪いとほかにも「不具合」が生じます。

ちょっと想像してみてほしいのですが、「猫背の人」と「姿勢がピンとした人」だと、どちらの方が筋肉を使えていると思いますか?

みなさんの想像通りで、姿勢がピンとした人の方が筋肉を使えています。姿勢がいいと背骨や骨盤が正しい位置にあり、その周辺の筋肉も100%稼働してくれます。

しかし、姿勢が悪かったり、骨盤が正しい位置からズレていたりすると筋肉は悪い姿勢を調整しようとしたり、姿勢を戻そうと別の筋肉を使ったりします。これらが歪みなどにつながり、肩こりや腰痛の原因になど体に負担をかけてしまうことになるのです。

筋肉がうまく使えないと内臓の働きも悪くなる

筋肉
出典:ac-illust

それだけではありません。姿勢が悪く、筋肉がうまく使えないと、実は「内臓」にも悪影響をもたらします。

例えば、骨盤が後ろに傾いている場合、上半身が後ろに倒れる格好になります。すると、お腹の筋肉を上手に使えないため、内臓を正しい位置で支えることができません。

結果、お腹の下の方に内臓がずれてきてしまいます。当然、内臓も正しい位置にいないのですから、内臓も100%のパフォーマンスを出せなくなってしまうのです。

「いやいや、内臓の位置と痩せることは関係ないのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実は体の基礎代謝エネルギーでいちばん消費量が多いのは筋肉ではありません。第1位は「肝臓」なのです。

つまり、ほかの内臓の位置がずれて肝臓の位置がずれると、結果的に消費量が落ち、痩せない体になってしまう、ということなのです。

姿勢と骨格を正しい位置に戻して「痩せやすい」体に

痩せやすい体
出典:pakutaso

ダイエットというと筋肉量や脂肪量のことばかり目がいってしまいますが、エネルギーを消費しやすい体にするには、まずは「内臓を元気にさせること」が大切です。

内臓を活発にさせることで、無理なダイエットをしなくても自然と痩せる体に変化していくのです。

「ダイエットの基本は骨格と姿勢を整えること」を覚えたところで、次回以降は、骨格の4つのタイプとそれに合ったダイエット法をお伝えしていきたいと思います。

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