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インスタでも話題!ジェルネイルの「一層残し」てなあに?

  • 2016.3.11
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皆さんこんにちは!15万本以上の爪を施術してきたネイリストでスキンケアカウンセラーの川上あいこです。ジェルネイルやセルフネイルが好きで、インスタなどSNSのタグで検索してよく見ている、という皆さんは聞いたことあるのではないでしょうか?ジェルネイルの「一層残し」。

きっと初めて聞く方も多いと思うこの技術ですが、実は昔から存在する技術。自爪の健康を意識する方が増えて、今また話題になっている技術です。今回は、そんな「ジェルネイルの一層残し」についてお伝え致します。

■◇ベースがしっかりしていること

まだハードジェルしか日本になかった頃やスカルプチュア全盛期も良く行っていた「一層残し」。ベースになるスカルプチュアやベースジェルだけを薄く残した状態にして、そのまま新しいデザインを乗せることができます。ベースが浮いてしまっていると難しいこの技術ですが、しっかり定着しているベースがあればカラーやアートだけ外して新しくできるので、施術時間も短縮されると好評です。ベースジェル、カラージェル、トップジェル、と最低でも三層が積み重なっているジェルネイル。上にあるトップジェルとカラージェルだけを取って、残したベースジェルはそのままに、新しく生えた爪にもべースのジェルを塗ります。そのまま、新しいカラージェルとトップジェルを乗せれば新品のジェルネイルに変身です。

■◇熱くないネイルマシーンが登場

以前からネイルサロンに行っていた方なら一度は体験したことがある「熱い」問題。いっぱい削られて爪が熱かった、とか「ネイルマシーンは熱い!」という感想も良く耳にします。一層残しは、表面にあるカラーやアートだけを削って無くすので「熱いんじゃないの?」と思われがち。でも、その心配はご不要なのです。材料も日進月歩していて、今は「熱くならない」ネイルマシーンもあるくらい。削っても削ってもびっくりするほど熱くなりません。そして、瞬間で削れていくスピードにもびっくり!材料も、ネイリスト全体の技術力も日々UPしています。

■◇アセトンの使用を減らせる

一層残しの何がいいかって、アセトンの使用を減らせること。マニキュアをオフするにもジェルネイルを外すにもアセトンは欠かせない溶剤でもありますが、やっぱり爪や肌を乾燥させがち。肌が弱い方や強い薬品を頻繁に使いたくない方などは「アセトンの使用回数を減らしたいな」と思っている方も多いはず。アセトンを使用しなくてもネイルのデザインがチェンジできるのは嬉しいですよね。

■◇おわりに

デザインを変える気持ちがない場合は「リペア」という方法もあります。デザインはそのままに新しく生えた爪にだけベースジェルやカラー、トップジェルを乗せる方法です。毎回外すお客様もいらっしゃれば、リペアで2.3回過ごしてから新しくされる方も多いジェルネイル。一層残しでデザインだけ新しくするのも楽しいので、色々チャレンジして自分に合ったジェルネイルの楽しみ方を見つけてみてくださいね。(川上あいこ/ライター)

(ハウコレ編集部)

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