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早田ひな、“エース”がアフリカ女王とのサウスポー対決制す 2ゲーム連続デュースを制し3回戦進出【パリ五輪2024】

  • 2024.8.1
早田ひな(C)ロイター
SPREAD : 早田ひな(C)ロイター

パリ2024オリンピック」の卓球競技は31日、シングルスの2回戦が行われ、第3シードの早田ひな(日本生命)はディナ・メシュレフ(エジプト)と対戦。ゲームカウント4ー0で勝利し、3回戦進出を決めた。

■初戦は不安払しょくの快勝

混合ダブルスでは北朝鮮ペアを前に初戦で沈んだ日本のエース。しかし、デボラ・ビバレッリ(イタリア)との初戦ではその不安を感じさせない圧勝劇で2回戦を迎えた。
第1ゲームは早田がリードしたものの、同じサウスポーのメシュレフがチキータを中心とした攻めで対抗し6-6に追いつく。その後エッジボールもありリードされた早田はデュースに追いつくと、メシュレフとの粘りあいを制し、15-13でものにする。
第2ゲームはも互いに点を奪いあう展開から始まる。早田はサービスの変化に加えてツッツキなどを使い前後にメシュレフを揺さぶりにかかる。しかし、メシュレフも差を詰めて再びデュースに。それでも早田がラリーからのフォアドライブで12-とし、このゲームも奪い取る。
第3ゲームは早田がリードする展開で、強烈なバックをメシュレフのミドルに打ち込むなど試合をリードを広げる。11-3でこのゲームを圧倒し、王手をかける。
第4ゲームはメシュレフが意地を見せる形でリードを奪う。早田も回転量を増やしたサービスや強烈なフォアで対抗し、5-6で相手のタイムアウトを引き出す。早田は8-8からの2ポイントを奪いマッチポイントを奪うと、最後はラリーを制し、11-9で接戦をものにした。
これで早田はこの日勝利した平野美宇(木下グループ)とともに3回戦へ。男子も戸上隼輔(井村屋グループ)に加えて、張本智和(智和企画)が2回戦に勝利し、日本勢は全選手が勝ち上がった。

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