「やっちゃった！」新幹線で3時間の移動なのに、次男の離乳食を忘れた…。まさかの長男が救世主に！？

帰省最終日、慌てて帰る準備をしたことで大事な物を忘れてしまいました。そんなとき、いつもは困ってしまう長男のいたずらのおかげで、とても助けられたエピソードを紹介します。

夫の実家に帰省したときのこと。義実家滞在中は連日忙しく過ごしていたため、帰りの準備は最終日におこなうことに。息子たちは当時2歳と生後8カ月で、家族4人分ともなると荷物をまとめるのは一苦労。

なかなか荷造りが進まないことに加えて、お土産を触ったり、鞄に入れた物を出したりといらずらして遊び始めた長男。そんな姿にイライラしながらも、帰りの新幹線の時間が迫っていたので、大急ぎで荷物をまとめて義実家を出ました。

無事に新幹線に乗ることができ一安心したのもつかの間、車内で次男にあげようと準備していた、離乳食やお菓子が入った袋を義実家に忘れてきてしまったことに気がつきました。すでに次男はおなかがペコペコでしたが、代替できる物もありません。

3時間以上も新幹線に乗っていないといけない状況であったため、どうしようかと困っていると……、長男が突然「ここにいっぱい食べ物入れてきたよ」と、自分のリュックを見せてくれました。見てみると、なんとそこには、次男の離乳食やお菓子が入っていたのです。

偶然だとは思いますが、私が荷造りをしている横で遊びながら、荷造りを終えた物の中からお菓子や離乳食を見つけ、自分のリュックに入れていたようです。荷造りのときには怒ってしまったけれど、母のピンチを救ってくれた長男にとても助けられました。

あとで確認したところ、私が準備していた次男の離乳食セットの袋はやはり義実家に置き忘れていましたが、長男のおかげで事なきを得たのでした。

2歳になりいろいろ知恵がついてきた長男。いたずらも想像以上のことをするようになり、普段イライラしたり怒ったりしていますが、今回は長男のいたずらで家族みんなが笑顔になりました。

著者：駒木リエ／2021年生まれ、2023年生まれの男の子2人のママであり、現在育休中の看護師。元気いっぱいの子どもたちと毎日ドタバタ過ごしている。

イラスト：うちここ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年6月）

ベビーカレンダー編集部