岡本翔子の星占い 【牡牛座】8月の運勢 「用心は勇気の大半を占める」

牡牛座

4月20日～5月20日生まれ

The better part of valor is discretion.
「用心は勇気の大半を占める」

8月になると牡牛座の運気はやや低迷します。頭でいろんなプランを立てても、なかなか体が言うことを聞かないこともしばしばです。これは「ちゃんと休養せよ」との星からのメッセージのようです。

今月の格言はシェイクスピアの『ヘンリー4世』の中に出てくるセリフです。特にお盆前後はさまざまな出来事が起こりやすく、何事も用心するに越したことはないという運気。

特にあまり親しくない人からのお誘いは、行って後悔するよりも家でのんびり過ごしたほうがよさそう。この期間、快適な家作りに励むのもいい。インドア系の趣味や遊びにもツキがあります。

仕事に関しても、今は攻めるより守る。新しいことに心を奪われて、現在の地位や立場を人に奪われないようにしてください。職場の中であなたの味方を増やす努力もしてみましょう。

満月8月20日（火）前後は、仕事でちょっとしたトラブルやミスコミュニケーションなどが起こります。「言った」「聞いていない」といった事態にならないよう、何事も文書化しておくと安心です。

運気の回復はいつごろ？

8月も終わりに近づくと運気も回復します。最終週に遅い夏休みを取り、少し遠出をするのもおすすめです。また長年続けている趣味がある人は、それを仕事にするべく動いてみては。現在の仕事に加え副業を始めてみるのも吉。

全般的に愛情を司る金星は好意的。デートは外よりどちらかの家でまったりできるプログラムを。同じ空間でリラックスできる相手かどうか、確かめるよい機会です。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の牡牛座を運行するのは8月24日（土）午前中～8月26日（月）昼過ぎまで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE