【映画】『ツイスターズ』竜巻モンスターに、グレン・パウエルにドキドキハラハラ 8/1公開！【伊藤さとりのシネマでぷる肌‼】

映画パーソナリティ・映画評論家の伊藤さとりさんが、お肌も心もぷるっと潤う映画を紹介する連載。今回は、8月1日（木）公開の映画『ツイスターズ』。富士山（3776ｍ）を超える高さの竜巻モンスターに、気象学の天才・ケイトと、竜巻の映像を記録する竜巻チェイサーのタイラー、竜巻リサーチ会社のハビなど、寄せ集めチームが挑むパニック映画。『トップガン マーヴェリック』でブレイクしたグレン・パウエルにも注目です！

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グレン・パウエルのかっこよさ、竜巻との攻防が見もの

今や飛ぶ鳥を落とす勢いで主演映画が続いているグレン・パウエル。彼が知られたのは、大ヒット作『トップガン マーヴェリック』（2022）での主人公のライバル“ハングマン”役でした。
しかも当初、主人公であるルースター役のオーディションで落ちたものの、彼に目をつけたトム・クルーズの説得により、ハングマンを演じたことで一気にブレイク。今年5月日本公開したラブコメディ『恋するプリテンダー』（2023）もヒットを記録、秋にはクライムコメディ『ヒットマン』（2024）も日本公開となります。

実は、その前にワイルドでセクシーなグレン・パウエルと共に竜巻を追いかけるパニック映画『ツイスターズ』（2024）が8月１日に日本で公開されるんですよ。 物語は竜巻が多く発生するアメリカ・オクラホマで、巨大竜巻を追いかける気象学の天才ケイト（デイジー・エドガー＝ジョーンズ）とネットで絶大な人気を誇る竜巻チェイサー（竜巻を追う研究者）のタイラー（グレン・パウエル）率いるチームとの攻防戦と竜巻の脅威を描いたパニック映画。

振り返るとスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、『スピード』のヤン・デ・ボンが監督を務めた『ツイスター』（1996）という作品がありました。牛が竜巻によって宙に浮くシーンは衝撃的で大ヒットを記録。お察しの通り『ツイスターズ』は、スピルバーグが製作総指揮にも入っているので、この映画の続編。ただし前作を観ていなくとも楽しめてしまうのがアメリカで特大ヒットした理由の一つとも言えます。

ちなみに『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督が原案に名を連ねているので、やっぱりグレン・パウエルの魅力を知ってのキャスティングな気が。その理由に、カウボーイハットにサングラス姿のグレン・パウエルは、ヤンチャな男性だけど実は竜巻に関して優れた知識も持っているという同性からも好かれそうなキャラクターでめちゃくちゃカッコイイ！ このタイラーとケイトがどっちが早く大きな竜巻を見つけられるかバチバチ状態で最初は競っているんですが、恋愛心理の「吊り橋効果」さながら、恐怖を共に体験すると…ムムッ？これは？！という展開もヤキモキさせてくれ、なんだか楽しいのです。 この夏、クーラーの効いた映画館で更に竜巻の恐怖に怯えながらホットな俳優達の登場に、胸が高鳴る映画『ツイスターズ』を。パニック映画だけどしっかり感動が待ち受けていますよ！
——伊藤さとり

☑8月1日（木）全国ロードショー！ 『ツイスターズ』

【あらすじ】人類に襲い掛かる地球が生んだ竜巻モンスターは、富士山をも超える高さに加え、直径は2000m、速さは新幹線超えの時速 500kmと、そのスケールは規格外。
さらに種類も様々で、まるで意思を持っているかのように分裂して襲い掛かるふたご竜巻や、闇夜に忍び寄り街ごと飲み込む竜巻、さらに石油精製所を直撃し炎を纏った火柱竜巻など、そのどれもがモンスター級のパワー。そんなかつてない脅威に立ち向かうのが、竜巻にトラウマを抱えながらも人類を救うために立ち上がる気象学の天才・ケイト、幼少期に見た竜巻に魅了されて以来、竜巻を追い続け衝撃的な映像を届けることに命を燃やす竜巻チェイサーのタイラー、ケイトの学生時代の友人で竜巻リサーチ会社 CEO のハビなど、知識も性格もバラバラな寄せ集めチーム。最初こそ対立関係もあるものの、“竜巻を破壊する”という同じ使命のもと協力し、竜巻の中に入らなくてはいけない無謀な“竜巻破壊計画”を企て立ち向かうことに。果たして彼らは人類の英知を集結させ、<超巨大竜巻モンスター>を破壊することができるのか―!? 2024／アメリカ／122分
監督:リー・アイザック・チョン（『ミナリ』）
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、トーマス・ヘイスリップ、アシュリー・ジェイ・サンドバーグ
脚本:マーク・L・スミス（『レヴェナント:蘇えりし者』）
撮影監督:ダン・ミンデル（『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』）
製作:フランク・マーシャル（「ジュラシック・ワールド」シリーズ、「インディ・ジョーンズ」シリーズ）、パトリック・クローリー（「ボーン・アイデンティティー」シリーズ）
出演：デイジー・エドガー=ジョーンズ（『ザリガニが鳴くところ』）、グレン・パウエル（『トップガン マーヴェリック』）、アンソニー・ラモス（『トランスフォーマー/ビースト覚醒』）、ブランドン・ペレア（『NOPE/ノープ』）、キーナン・シプカ（『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』）、デイビッド・コレンスウェット（『スーパーマン(原題)/Superman』）
配給：ワーナー・ブラザース映画
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