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子ども服に「たったの1万5千円すら払えないの?」裕福な親をあてにして【見下すママ友】の残念な末路

  • 2024.7.31

ママ友がいてくれて良かったと感謝することが多いですが、中にはあまり付き合いたくないと敬遠したくなるママ友もいます。これは筆者が実際に出会ったママ友のお話。裕福な家庭で育ち、人を見下し続けた彼女の末路とは──?

画像: 子ども服に「たったの1万5千円すら払えないの?」裕福な親をあてにして【見下すママ友】の残念な末路

ママ友・Y子

私には小学生の息子がいます。
息子と同じクラスのママ友・Y子は、実家が建設会社を経営していて、非常に裕福な家庭で育っていました。
Y子はシングルマザーだったのですが、仕事もせずに親のお金で生活していて、子どもと一緒に実家に寄生しているような状態でした。

Y子は自分の家が裕福であることを鼻にかけて自慢するタイプ。
「ランドセルはオーダーで20万円したのよ~。この辺で売ってるランドセルとは格が違うの!」「息子の月々の習い事の費用は10万円以上かけてるわ。何も習わせないなんてありえない!」
「食べる物は全て無農薬で国産しか食べないから、安売りのスーパーなんかには行かないわ!」
など、生活面でリッチなことを自慢し、普通の生活をしている私たちを見下すような言動を繰り返していました。

応援団

ある年の運動会のこと。
子ども達の中から応援団が選抜され、各クラスから4人、全体で20人の応援団ができました。
Y子の息子も応援団に入ったのですが、まずY子が言い出したのはお揃いのユニフォームを作ろうということ。

学校側は体操着の上下で良いと言っているのに、Y子は「せっかくなんだから作りましょうよ! 上下で10,000円も出せば、カッコ良いのが作れるでしょ?」と一人で話を進めようとしていました。
見かねた6年生の団長の保護者が「必要ないんですよ、わざわざ作らなくても体操着で良いんですから。」と言うと「せこいわねぇ! 子どもの晴れ舞台なんだから、作ってあげればいいのに!」とY子は文句たらたら。
完全に周囲から浮いてしまっている状態でした。

打ち上げ?

結局多数決で、全員が反対だったのでユニフォームは作らないことに決定しました。
しかし懲りないY子は、運動会後に「みんなで打ち上げしない?」と自分の行っている高価な飲食店での飲み会を提案したのです。

しかし、小学校の運動会の応援団です……親が何かしたわけでもないので、参加したいという保護者は誰もいませんでした。
Y子は「一人15,000円なのよ? 安いじゃない!」と大騒ぎしたのですが、あるママ友に「そんなに余裕ないのよ、うちは。ごめんなさいね。」とピシャリと言われてしまったのです。
これには周囲のママ友達は心の中で拍手喝采!
Y子はしぶしぶ引き下がらざるを得なくなりました。

その後

この一件で、Y子の傍若無人な振る舞いが他の保護者にも知れ渡り、Y子と親しく付き合う保護者はいなくなりました。
同学年のママ友たちは、Y子のことを知っていましたが、他の学年の保護者にまで「あの人には注意した方がいい」というお触れが回ってしまったのです。

Y子は自分の価値観で動くだけではなく、自分と異なる考えを持つ人のことを見下すことが良くなかったのだと思います。
Y子自身は、なぜ自分の思う通りにならないのか不思議に思っているようでした。良かれと思ってしたことなのかもしれませんが、今のままでは他の保護者の人とお付き合いすることは難しいのかもしれません。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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