1. トップ
  2. 『お風呂』に入る女性 作ったものに11万いいね「すご」「本物かと思った」

『お風呂』に入る女性 作ったものに11万いいね「すご」「本物かと思った」

  • 2024.8.24

小さな頃、お風呂で石鹸の泡を使って遊んだ経験のある方は多いのではないでしょうか?「ふわふわの泡でヒゲを作った」「首のまわりに泡をつけてマフラーにした」など、微笑ましいエピソードを耳にすることも少なくありません。今回はそんな「泡」を使って驚くべきものを作り上げた方のお話です。

「洗顔ものまね ゆり」としてアカウントを運営している美術家・杉浦由梨さん(@sugiura16738120)が泡であるものを再現してX(旧Twitter)に投稿すると、11万いいねが集まり(2024/08/22時点)、「一瞬本物かと思った」「クオリティ高すぎ」と話題になっています。

杉浦さんはいったいどんなものを泡で作ったのでしょうか?

話題の投稿が、こちら!

その作品とは、なんと「猫の前足」!

手の指と泡だけで見事にふわふわの猫の毛やぷにぷにの肉球を再現しています。思わず触れたくなる見事な肉球!

一瞬、「これ、本当に泡!?」と思ってしまう素晴らしいクオリティです。

コツは「事前に猫の肉球の形をしっかり調べること」!

undefined
出典:洗顔ものまね ゆり(@sugiura16738120)さん

杉浦由梨さんに、詳しくお話を伺いしました。

---どのような経緯で、肉球を泡で表現することを思いついたのでしょうか?

「今回の投稿は洗顔ものまねから発展して、手など体の部位を泡の形で変形させるシリーズ(『Trans Foam』2024年制作)の一つとして作ったものです。毎日違う自分、何かを作った自分として一日を終える試みとして行い、これまでにショートケーキや富士山、アヒル、サルなど60作程作りました。この度の猫の手は、子どもの頃に指を内側に折り曲げて猫の肉球のような形にして遊んでいたことを思い出して作りました。泡がふわふわな猫の毛のように見えて、子どもの頃には自分のイメージで補正していた部分が実現できて嬉しかったです」

---本物の肉球のようで素晴らしかったです!特にこだわった点などありましたら、教えてください。

可愛らしい形にしたいので、事前に猫の肉球の形をしっかり調べてから作りました。また、泡なので形が変わる前に素早く作ることと、肉球の部分に泡が垂れてしまわないように形を整える必要がありました。それを制作の都合上片手で行わねばならないので大変でした」

---対象の魅力を表現するためには事前準備が欠かせないのですね!また、素早さや作業の正確性が必要なこともよくわかりました。貴重なお話をありがとうございました。

ちなみに、こちらは肉球を湯舟に沈めたところ。肉球がしゅわしゅわとお湯に溶け手のひらが現れることで、「本当に泡だったんだ…」とわかり、感動した方も多いようです。

「神がかった発想力」発想力と作品のクオリティに感動するユーザーたち

こちらの投稿にはさまざまなコメントが寄せられていました。

すごー!
これは一瞬本物かと思った
クオリティ高すぎー!!!
でかい!肉球!はわわわわ!
神がかった発想力
ほんとこの人センスいいな

杉浦さんの発想力や出来上がった肉球のクオリティに感動したユーザーから、賞賛のコメントが多数寄せられていました。思わず本物と間違えそうになった方も。

これからも杉浦さんの「洗顔ものまね」シリーズや「Trans Foam」シリーズが楽しみですね!



取材協力:洗顔ものまね ゆり(@sugiura16738120)さん