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イメージをくつがえす“圧巻の表現”に反響「土屋太鳳すごい」「演技力おばけ」胸を打たれる視聴者が続出『海に眠るダイヤモンド』

  • 2024.11.22
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日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』第4話(C)TBS

神木隆之介さんが主演を務める、TBS日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(毎週日曜よる9時)第4話「沈黙」が11月10日に放送されました。
百合子(土屋太鳳)が朝子(杉咲花)にだけキツく当たる理由を知る鉄平(神木隆之介)は、百合子の運命が変わってしまった1945年8月9日の出来事を思い返します。被爆の後遺症で母(山本未來)を亡くした百合子は和尚(さだまさし)に神への怒りをぶつけました。

百合子が抱える朝子への複雑な思い

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日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』第4話(C)TBS

リナ(池田エライザ)は、百合子(土屋太鳳)が朝子(杉咲花)にだけキツく当たる理由が分からず「朝子ちゃんが不憫」と鉄平(神木隆之介)に愚痴ります。鉄平は「まぁ…昔から…」と言葉を濁し、<朝子は知らない、気づいていない、何てことない、ちいさないたずら>とのナレーションと共に、百合子の運命を変えたあの日の出来事を思い出しますー。

1945年8月9日、端島。その日、長崎に行きたくなかった百合子は幼馴染たちと一緒に母(山本未來)と姉から身を隠していました。しかしふざけた朝子が百合子の母と姉の前に「はーい!」と飛び出したことで見つかってしまい、百合子は本土へ向かうことに。その後、長崎の浦上で百合子ら3人は被爆しましたー。
百合子と朝子の関係についての衝撃的な事実が明かされ、SNSでは「抱えてるものがデカい」「重すぎる」と悲痛の声が上がりました。

説教和尚との対話

被爆の後遺症で体調を崩していた母が亡くなり、端島にある唯一の寺を訪れた百合子。「ここはね、すべての宗に開かれた場所です」と述べた和尚(さだまさし)に、キリスト教徒の百合子は「爆弾を落とした人たちも同じ神を信じてた」「『神のご加護を』そう言って出撃したって」と神への苦い思いを吐き出します。「もう戦争は終わった」と話す和尚に「被爆した人には終わってない」「神は何もしてくれない」「どうして?」と訴える百合子。和尚は「ごめんね、私たち大人たちが苦しみば作り出してしもうたとよ」「これはねぜーんぶ私たちの罪よ」と返しました。

朝子を許す百合子の強さ

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日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』第4話(C)TBS

精霊流しの日、百合子は朝子の着付けをしながら「ごめんなさい」「気味が悪いでしょうけど、心から謝りたいの」とこれまで朝子にキツく当たってきたことを謝罪。さらに「あなたに許されたい。あなたが許してくれなくても私は許すわ」と続けます。朝子を許すという百合子の台詞にSNSでは「痺れた」「これ以上ない愛の言葉」「結局朝子には真実は伝えない百合子に泣けてしまう」といった声が上がりました。

これまで自分と家族が被爆したことへの行き場のない怒りを朝子にぶつけるしかなかった百合子の心境の変化を描いた第4話。百合子を演じる土屋太鳳さんにSNSでは「土屋太鳳すごい」「演技力おばけ」「圧巻の表現」「イメージ覆った」と、絶賛の声が続出しました。さらに本作に込められた反戦メッセージに「すごいドラマ」「とんでもない回」「脚本パワーありすぎる」と心を揺さぶられた視聴者が大勢いたようでした。

TBS系 日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』 毎週日曜よる9時


ライター:あいな
関西在住のフリーライター。主にエンタメや保育についての記事を執筆。読書、ドラマ、アイドル好き。日々育児に奮闘中。