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「この一瞬だけでゾクゾクした」見事なキャスティングに納得の声!たった数秒で見せた"実力派女優"のすごさ 『光る君へ』

  • 2024.11.14
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『光る君へ』11月10日放送(C)NHK

吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜よる8時)の第43回「輝きののちに」が11月10日に放送されました。
道長(柄本佑)は目と耳を病んだ三条天皇(木村達成)に譲位を迫りますが、三条天皇は頑なに拒否し、対立が深まります。三条天皇は実資(秋山竜次)に道長から守ってくれと懇願し、実資は道長を説得しに向かいましたー。

道長に正論をぶつける実資

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『光る君へ』11月10日放送(C)NHK

三条天皇(木村達成)の目と耳が悪くなっていることに気づいた道長(柄本佑)は国家のために譲位するよう迫りますが、三条天皇は頑なに譲位を受け入れません。

三条天皇から「朕を守ってくれ」と頼まれた実資(秋山竜次)は、帝に譲位を迫るのは正しいやり方ではないと道長を説得します。さらに「政を思うがままになされようとしておることは誰の目にも明らか」と忠告しますが、道長は「思うがままの政などしたことはない」と反論。道長は自身の思うがままの政とは「民が幸せに暮らせる世を作ること」と話しますが、実資は「幸せなどという曖昧なものを求めることが我々の仕事ではございませぬ」「朝廷の仕事は何か起きたとき、真っ当な判断ができるように構えておくこと」「志を追いかける者が力を持つと志そのものが変わっていく」と正論で畳みかけました。

道長にズバリと物申す実資に、SNSでは「実資さんが言うことは至極真っ当」「道長にこんなツッコんで問答ができるの実資だけ」「実資殿の一途な筋の通しっぷりは信頼できる」「秋山さん、ハマり役」と絶賛の声が上がりました

正妻・倫子の度量

道長との話し合いの最中、遠くを見つめながら「私は殿に愛されてはいない…」とポツリ呟く倫子。「殿が心からめでておられる女がどこぞにいるのだと疑って苦しいこともありましたけれど」「今はそのようなことはどうでもいいと思っております」と微笑みます。

さらに「私とていろいろ考えておりますのよ」「ですからたまには私の方もご覧ください」と語り掛け、フフフフフと笑いました。SNSからは「すごいシーンだ」「この一瞬だけでゾクゾクした」「バレてるよね」との声が続出。正妻の底の知れなさを表現する圧巻の演技に「倫子役に黒木華がキャスティングされた理由が今回でわかったような気がした」「この表情たまらない」「この役は黒木華以外考えられない」と、改めて感銘を受けた視聴者も多いようです。

また、始終気まずそうな道長には「道長気絶寸前」「ホラーなひととき」とのコメントもありました。

母と娘のシーンにほっこり

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『光る君へ』11月10日放送(C)NHK

想いを寄せていた双寿丸(伊藤健太郎)からいきなり大宰府に行くと聞かされた賢子(南沙良)。「母上は振られたことある?」とまひろに尋ね、「双寿丸に言われたのです。女は足手まといだって」と恋の悩みを打ち明けました。

まひろは「泣きたければ私の胸で泣きなさい」と腕を広げますが、賢子は「できません…!」と吹き出します。「双寿丸の門出を祝って宴を開いても構いませんか?」「せめてあの人の思い出に残ってほしいもの」と話す賢子に「そう、よい考えだこと」とまひろは微笑みました。

SNSでは「このシーンすごく好きだった」「母娘仲良くなって素敵」「ほほえましかった」といった声が上がり、母と娘のやり取りに心が温まった視聴者が多いようでした。

NHK大河ドラマ『光る君へ』 毎週日曜よる8時放送
NHKプラスで見逃し配信中


ライター:あいな
関西在住のフリーライター。主にエンタメや保育についての記事を執筆。読書、ドラマ、アイドル好き。日々育児に奮闘中。