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植物をイメージして作った『そうめん』　見た目に「こういうの好き」「いいぞもっとやれ」

  • 2024.8.30
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出典元：photoAC(※画像はイメージです)

暑い時期に食べたくなるものの一つと言えば、さっぱりとした「そうめん」。ひんやりしてつるっとした食感は、暑さでぐったりした心も体も元気にしてくれますよね。

東京都調布市にある都立神代植物公園さんの公式アカウント（@ParksJindai）が、「ある植物をヒントに作った新商品のそうめん」についてX（旧Twitter）に投稿し、「美味しそう」「じっくり観察しての商品開発ですね」と話題になっています。

いったいどんな「そうめん」なのでしょうか？

その投稿が、こちら！

商品名は「『パナマソウ』めん」！

パナマソウという植物をイメージして生まれたようですが…。このパナマソウという植物、どこからどう見てもそうめんです！

そうめんの下にサラダチキンが隠れていて、それを麺つゆとバジルソースでいただくようです。とても美味しそうですね。

細くて白い麺を固めたような植物ですね。食卓に置いてあっても気づかないかもしれません。

見た目だけではなく、味も美味しい！

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出典：神代植物公園 ニュース（@ParksJindai）さん

都立神代植物公園のご担当者さんに詳しくお話を伺いました！

---並べるとそっくりですね！「パナマソウ」とはどのような植物なのでしょうか。

「パナマソウとは、中央アメリカ・ボリビア原産の大型の多年草。観賞用に栽培されたり、葉がパナマ帽の材料に利用されたりします。夜に開花し、糸状の不稔のおしべ（花粉をつくらない）がほぐれて垂れ下がり、匂いを出して昆虫を誘うといわれています」

---おしべがほぐれるのですね…！

「不稔のおしべは1日で落花し、雄花と雌花が並ぶ肉穂花序が現れます。そして、翌日に落ち武者のような姿になり、やがて肉穂花序が結実します。果実が熟すと表面が裂けて赤い果肉が現れます」

---果肉は赤いんですね。パナマソウを表現するためにこだわったところや、苦労したことがあれば教えてください。

「『パナマソウめん』は神代植物公園広報普及担当と営業課商品開発係が連携して開発した新商品です。そのため、それぞれの苦労した点を紹介させていただきます」

神代植物公園広報普及担当：「神代植物公園の広報係から、パナマソウの生態により近いものになるよう商品開発担当者へ説明をしました。特に『フランクフルトやつくね、ヤングコーンなどを肉穂花序に見立て、それをそうめんの下に隠してはどうか。お食事をされた方が、開花後の様子を想像し、楽しみながら食事できるような商品にしてほしい』ということを伝えました」

---アイデアの段階からそうめんが出ていたのですね。

営業課商品開発：「商品開発係としては、パナマソウの生態を熟知している神代植物公園の職員の意見を取り入れて、『より忠実にパナマソウを再現すること』、そしてお客様にお召し上がりいただくメニューとして『美味しい商品であること』にこだわり、何度も試作を重ねて商品化に至りました」

---とても美味しそうです…！期間限定ということですが、いつまで販売されるご予定でしょうか。

「パナマソウめんは夏季に美味しくお召し上がりいただく冷製メニューとして提供しております。従いまして、販売期間としては9月末までと予定しています」

---実際に注文された方の反応はいかがでしょうか。

「実際に注文を頂いたお客様からは『パナマソウは、やっぱりそうめん』『見た目の話題だけでなく、味も美味しい』と、好意的なお言葉をいただいています」

---夏が終わる前に食べに行きたいですね！

じっくり観察しての商品開発、素晴らしい

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出典：神代植物公園 ニュース（@ParksJindai）さん

こちらの投稿にはさまざまなコメントが寄せられています。

こういうの好き
パナマソウ、マジでそうめんw
じっくり観察しての商品開発とお見受けしました。素晴らしい。
神代植物公園さんがネタに走ってるｗ いいぞもっとやれ
誰が美味い事をやれと新商品も普通に美味しそう
そうめんにしか見えなかったけど！何してるんですか、神代植物園！（好き）
本当にこういうトンチキから、新商品出しちゃった！てへぺろって言うので大好きww

美味しいグルメを楽しみつつ、植物園を散策するのも楽しそう。

パナマソウ以外にも美味しそうな植物を見つけられるかもしれないですね！？

取材協力：神代植物公園 ニュース（@ParksJindai）さん

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