「不気味な感じは何だろう」の声　朝ドラ『虎に翼』と大河『光る君へ』高視聴率を獲得したのはどっち？

日本のテレビ文化において、NHKの「連続テレビ小説（朝ドラ）」と「大河ドラマ」は国民的な存在です。それぞれが毎年新たな作品を世に送り出し、多くの視聴者を楽しませています。朝ドラは、毎朝15分という短い放送時間ながらも視聴者に強い印象を残し、大河ドラマは、1年を通して放送される壮大な歴史ドラマであり、重厚なストーリーと豪華なキャストが魅力です。

そんな2つの看板番組が2024年に迎えた新作は、朝ドラ『虎に翼』と大河ドラマ『光る君へ』です。両作ともに多くの注目を集めましたが、（2024/8/15〜2024/8/21）の期間に高視聴率を獲得したのは果たしてどちらだったのでしょうか？

「注目度」とは、テレビの前にいる人のうちテレビ画面に視線を向けた人の割合を表す指標です。こちらはテレビの視聴データ分析会社「REVISIO」（以下R社と表記）が関東・関西地域の家庭に人体認識技術を搭載したセンサーを設置し、24時間365日、注視データを取得して集計したもの。例えば「視聴率」の場合、テレビがついているかどうかで判断されますが、「注目度」の場合、ユーザーがテレビを注視しているかどうかで判断しているため、視聴率だけでは判断できない本当にユーザーに見られている番組が分かります！（出典：REVISIO Inc.）

そのため、世間一般的に使われている「注目度」いわゆる「大勢の人が注目している割合」とは意味が異なるため、ご了承ください。

高視聴率を獲得したのは...

正解は、連続テレビ小説『虎に翼』でした！世帯視聴率12.0%、注目度68.5%という数字を叩き出しました。

『虎に翼』は、日本で初めて法曹の世界に飛び込んだ女性の奮闘を描いた物語です。主演の伊藤沙莉さんは、困難に立ち向かう強い女性を演じ、そのリアルな演技が多くの共感を呼びました。（2024/8/15〜2024/8/21）の期間で最も高視聴率を獲得した8/16（金）の放送では、寅子（伊藤沙莉）の弟・直明（三山凌輝）と義理の姉・花江（森田望智）との対立が解決し、航一（岡田将生）は寅子にプロポーズをするなど見どころ満載の回としてSNSでも話題を集めました。

SNSの声

色々盛り込んでくるわね…！ よねさんは知ってるのかな 航一の家族の不気味な感じは何だろう そして今週も花江ちゃんがかわいいいい～！ 来週も楽しみ

寅子、めちゃくちゃ戸惑ってるじゃないか、星航一何してんだよ あんたはまず自分の家族と向き合ってくれ……継母と自分の子どもたちと話した方がいいよ……

来週めちゃくちゃ楽しみ過ぎる

一方、同年の大河ドラマ『光る君へ』は、平安時代の天才歌人・紫式部を主人公にした物語で、こちらも大きな話題となりましたが、視聴率は6.9%という結果に。しかし、注目度は71.8%と『虎に翼』を上回り、視聴者からの釘付け度合いが伺えます。主演の吉高由里子さんが紫式部を見事に演じている大河ドラマの名作です。

次に放送される朝ドラと大河

次に放送されるNHKの注目作品は、2024年後期スタートの朝ドラ『おむすび』と2025年1月スタートの大河ドラマ『べらぼう ～蔦重栄華乃夢噺～』です。

連続テレビ小説『おむすび』

橋本環奈さんが主演を務める同作品。平成元年生まれのヒロイン・米田結が栄養士として人々の心と未来を結びつけていく“平成青春グラフィティ”が描かれます。

どんな困難にも、自分らしさを大切にしながら、“ギャル魂”を胸に激動の平成・令和をポジティブに、そして力強く生き抜く姿が見どころです。(出典:NHK連続テレビ小説「虎に翼」公式ホームページ)

大河ドラマ『べらぼう ～蔦重栄華乃夢噺～』

親もなければ、金もなく、画才もなし…。そんな「ないない尽くし」の境遇から、“江戸のメディア王”と称されるまでに時代の寵児となった快男児、蔦屋重三郎を描いた物語。

放送100周年を迎える2025年、大胆不敵な“蔦重”こと蔦屋重三郎の波乱に満ちた生涯が、笑いと涙、そして謎を織り交ぜた“痛快”エンターテインメントドラマとして幕を開けます！(出典:NHK大河ドラマ「べらぼう」公式ホームページ)

まとめ

（2024/8/15〜2024/8/21)の期間のNHK対決では、連続テレビ小説『虎に翼』が高視聴率を獲得し、その魅力を証明しました。朝ドラと大河ドラマは、それぞれ異なる魅力を持ちながら視聴者に感動を提供し続けています。今後も続々と登場する新作にも期待が高まりますね。

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※注目度、視聴率データの出典： REVISIO Inc.

※注目度、視聴率のデータ情報は2024年08月22日16時36分時点に取得したもの