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おととい放送『ほんとにあった怖い話』で視聴者が最も“くぎづけ”になったシーンは?【25周年スペシャル】

  • 2024.8.19
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(C)SANKEI

『ほんとにあった怖い話』は、心霊体験を題材にしたドラマとして1999年の初放送から多くの視聴者に愛されてきました。今年で25周年を迎えたこの番組は毎年夏に放送されることが多く、視聴者を恐怖の世界へと誘います。今回は、その中でも注目度が特に高かったシーンを、視聴データをもとに分析!さて、あなたが最も“くぎづけ”になったシーンはどこでしょうか?

「注目度」とは、テレビの前にいる人のうちテレビ画面に視線を向けた人の割合を表す指標です。こちらはテレビの視聴データ分析会社「REVISIO」(以下R社と表記)が関東・関西地域の家庭に人体認識技術を搭載したセンサーを設置し、24時間365日、注視データを取得して集計したもの。例えば「視聴率」の場合、テレビがついているかどうかで判断されますが、「注目度」の場合、ユーザーがテレビを注視しているかどうかで判断しているため、視聴率だけでは判断できない本当にユーザーに見られている番組が分かります!(出典:REVISIO Inc.

そのため、世間一般的に使われている「注目度」いわゆる「大勢の人が注目している割合」とは意味が異なるため、ご了承ください。

最も注目を集めたシーン

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出典元:REVISIO(リビジオ)調べ

8月17日(土)放送「ほんとにあった怖い話25周年スペシャル」で最も「注目度」が高かったシーン:22時11分 74.4%

今年のスペシャルで最も注目を集めたのは、香取慎吾さんが主演する「視える!?」の回でした。少し先の未来が視えるという特殊な能力を持つ高校教師・磯村(香取慎吾)。そのため、突飛な言動や行動が生徒たちにからかわれることもあり「未来先生」と呼ばれることも。そんな磯村は、視える回数が増えていることに不安を感じ、スナックのママに相談。そこで、未来を変えてしまうことへの危険性を指摘されるのです。

スナックからの帰り道、男性2人に言い寄られ困っている女性を助けようとし、暴力を受けてしまいます。しかし、その場に偶然居合わせた生徒に助けられ、その生徒の実家が営むラーメン屋で手当てを受けることに。そこで、生徒が居酒屋でバイトをしていることを磯村に伝え、学校や親には内緒にしてほしいと頼み、磯村は了承します。

しかし磯村が家に帰る途中、その生徒がバイト先で怯えながら誰かに抵抗している姿が視えてしまいます。翌日、その生徒が気になり、学校が終わった後に彼女の後を追った磯村。

注目度が最も高かったのはこの後のシーン。
生徒が入ったバイト先のビルの中で呼び止め、バイトを辞めさせようと説得するシーン。このシーンが最も視聴者の注目を集めました。

最も注目度が高かった要因の一つは、これから起こりうる危険から身を遠ざけるためのシーンであるため、視聴者も安心してみることができたことが挙げられるのではないでしょうか?また、この回の肝となるシーンへ展開が進んでいることも要因のひとつであることが予想されます。怖いシーンではないという安心感とこれからの展開への興味から、視聴者の注目度が最も高くなったことが考えられます。

注目度がガクッと下落したシーン

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出典元:REVISIO(リビジオ)調べ

一方で、注目度が大きく落ちたシーンがあります。それは、磯村が危惧していた事態が実際に起こる場面です。磯村は、生徒がバイトに行かなかったことに安堵し、いつものスナックで飲んでいる最中、昨日見えた不吉なシーンが再び視えてしまいます。急いで生徒のバイト先に向かうものの、すでに黒ずくめの不審者がバイト先に侵入してしまうという展開です。このシーンは、視聴者の注目度がガクッと落ちた瞬間でもありました。

「ここから怖いシーンがくる」という恐怖から目を背けたくなる人は多いのではないでしょうか?「見たいけど、見たくない」という葛藤から、注目度が下がったことが考えられます。

まとめ

香取さんが主演を務めた「視える!?」の回は、特に、香取さんが生徒を説得するシーンが多くの人々から高く注目されたことが明らかになりました。一方で、緊張感があるシーンでは視聴者の目線がテレビから外れてしまい、注目度が落ちることが分かりました。「緊張感」や「恐怖」を強く感じるシーンは、つい目を背けたくなりますよね。そんな物語が満載の『ほんとにあった怖い話』、これからもぞっとさせる話でアツ~イ夏を涼しくしてくれることでしょう。


※注目度、視聴率データの出典: REVISIO Inc.