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『この時期は、食中毒に注意して!』 農林省の注意喚起にヒェッ

  • 2024.8.28

生野菜はビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富です。みずみずしい生野菜をたっぷり使ったサラダは、野菜不足が心配なときやダイエット中に食べたくなる方も多いはず。特にトマトやきゅうりなどの夏野菜は漬物やマリネなど副菜との相性も抜群です!

しかし、生野菜は食中毒に注意が必要なことはご存じでしょうか?

今回は、農林水産省(@MAFF_JAPAN)が2024年8月にX(旧Twitter)で注意喚起した、「生野菜による食中毒を防ぐポイント」を紹介します。

その投稿がこちら!

生野菜の管理や調理方法によっては、食中毒を引き起こす可能性があるかもしれないのだとか。

健康を意識して野菜をたくさん摂ろうとしたら逆効果だった!といったことにならないように、生野菜を取り扱う際のポイントをしっかり押さえておきましょう。

野菜を新鮮に管理するポイント

野菜を買うときは、新鮮で傷んでいないものを選ぶようにしましょう。

野菜の種類によっても異なりますが、ヘタや葉のみずみずしさ、色の鮮やかさ、カットされている野菜は切り口の乾燥や変色がないかなどをチェックしてみましょう。

購入した野菜を持ち運ぶときにも注意するポイントがあります。それは、一緒に購入した肉や魚介類などの汁が野菜に付着しないようにすることです。肉や魚介類は一つ一つポリ袋に入れるようにすると、持ち運ぶときに容器が斜めになったとしても汁が漏れる心配が少なくなりますよ。

自宅で保管するときは、野菜の種類に合わせて適切に管理しましょう。レタスやトマトなどは冷蔵が適しているため、帰宅後すぐに冷蔵庫に入れるようにします。常温で管理が可能なじゃがいもや玉ねぎなどは、直射日光を避けた涼しい場所に保管するようにしましょう。

調理した生野菜は、長時間持ち運ぶことは避けるようにします。お弁当などで持ち運びが必要な場合には、保冷剤を使用しましょう。

万が一、野菜の色やにおい、味に違和感を感じた場合は、思い切って処分しましょう。特に体力が落ちている人や高齢者、子どもなど免疫が弱い人は食中毒を引き起こしやすいため、取り扱いに十分な注意が必要です。

清潔な調理で細菌の繁殖を防ぐ

細菌の繁殖を防ぐために、石けんを使ってきちんと手を洗いましょう。

人の手などの皮膚には細菌などの微生物が付着しています。そのほとんどは、悪い影響を引き起こすものではありませんが、なかには食中毒を引き起こす可能性があるものも存在します。調理をする人の手に付着していた場合、手を介して食品が汚染されてしまう可能性があるのです。

手洗いは以下のタイミングで行いましょう。

  • 調理の前
  • 生の肉や魚介類・卵をさわった後
  • 食事の前

包丁やまな板などの調理器具は、清潔に洗ったものを使用します。洗った後に調理器具に熱湯をかけると、殺菌効果が得られますよ。

また、野菜を洗うときには、流水でしっかりと洗うようにします。水道水や飲水できる水を使用し、土や汚れを十分に洗い流しましょう。生で食べるからこそ、すみずみまで汚れが落ちているか確認を!

カットした野菜は切り口で細菌が繁殖しやすくなるため、早めに食べるようにします。食べきれないときは、清潔な食器や保存容器に移し、冷蔵庫で保存するようにしましょう。

食中毒に注意し、生野菜をおいしく食べよう

農林水産省(@MAFF_JAPAN)の生野菜による食中毒予防のポストを紹介しました。

暑い日が続き食欲が落ちてくると、さっぱりと食べられる生野菜は食が進みますよね。今回お伝えした管理方法や調理方法を取り入れ、食中毒予防に役立ててくださいね。栄養たっぷりの生野菜を安全に食べて残暑を乗り切りましょう!


出典:農林水産省公式Xhttps://x.com/MAFF_JAPAN/status/1826786433324982601(参照 2024-8-27)
出典:「生野菜を安全でおいしく食べるために」(農林水産省)https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/fresh_vege.html(参照 2024-8-27)