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ゴワゴワになりがちな『タオル』 ふわっとさせる“洗濯のコツ”とは?!

  • 2024.8.29

毎日使うタオル。ゴワゴワ、バリバリになったタオルで顔を拭くのは、ちょっと嫌な気持ちになりますよね。

せっかくお風呂上がりでさっぱりしたのに、肌触りの悪いタオルだと気分も台無し…。

「ホテルで使うタオルみたいに、ふわふわだったらなぁ」なんて思うことはありませんか?

毎日の洗濯に少し工夫するだけで、普段使いのタオルをふわふわタオルに生まれ変わらせることができるんだとか。タオルをふわっと仕上げる洗濯のコツを実際に試してみました!

ゴワゴワタオルの原因は?

タオルの吸水性を左右するのは、ループ状に織り込まれたパイルとよばれる部分。

このパイルが潰れてしまうことが、ゴワゴワの主な原因です。パイルは水分を吸収したり空気を含んでふわふわとした肌触りを生み出したりと、大切な役割を担っています。

しかし、洗濯や乾燥の際に摩擦や圧力が加わることで、このパイルが潰れてしまい、ゴワゴワとした硬い質感になってしまうのです。

では、どうすればパイルを潰さずに洗えるのでしょうか?

【ポイント1】洗剤と柔軟剤は専用の投入口へ!

洗剤や柔軟剤は、洗濯機に備え付けの投入口にそれぞれ正しく入れます。投入口や洗濯槽に一緒に入れると、両者が混ざり合ってお互いの効果を打ち消してしまうんだとかその結果、タオルが硬くなったり、ニオイの原因となったりするそうですよ。

私は何も考えず、いつも専用の投入口に入れていたので意外でした。

では、洗剤と柔軟剤をそれぞれ専用の投入口に投入します!

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【ポイント2】タオルを干す前に数回振りさばく

洗濯が終わったら、タオルを干す前に数回軽く振りさばくとパイルが立ち上がってふわっと空気を含んでくれるそうです。

早速、バタバタバタ!

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では、タオルを干します。干し方にもポイントがあるそうです。

【ポイント3】タオルが重ならないように干す

タオルは長時間濡れたままの状態だと、雑菌が繁殖しやすく嫌なニオイの原因になってしまいます。早く乾かすために、タオルは重ならないように干すことがポイントです。

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竿に干すときは、タオルの裾をあえて揃えずズラして干しましょう。

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ハンガーに干すときは、タオルを蛇腹状に干します。

布が重ならないように干すことで、早く内部までしっかりと乾き、タオルがふわっと仕上がるそうです。

乾いたタオルを比較してみた

左が洗剤と柔軟剤を一緒に入れて、普通に干したタオル。右は、洗剤と柔軟剤を専用投入口に入れて干す前にタオルを振って、重ならないように干したものです。結果は…!?

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どうですか?右の魔法の洗濯術で仕上げたタオルの方がパイルが立っているのがわかりますか?

また、触ってみると、明らかに左のタオルのほうがゴワゴワしていました。正直、こんなに違うとは驚きです!

古いタオルなのでホテルのタオル…とまではいかなかったですが、同じタオルで比較すると、魔法の技を使ったタオルの方が明らかにふわふわになっていました。

魔法の洗濯術には、特別なアイテムは必要ありません。今回ご紹介した3つのポイントをぜひ試してみてくださいね。タオルの肌触りが格段にアップしますよ。