iPhoneの動作が重くなってきたと感じたときは、「キャッシュ」を削除することで改善することがあります。時間が経つにつれてキャッシュが溜まると、iPhoneのストレージ容量を圧迫し、動作が遅くなる原因となります。そこで今回は、iPhoneで溜まりやすいSafariとLINE、YouTubeのキャッシュを削除方法を解説しようと思います!
「キャッシュ」ってなに?
キャッシュとは、一度アクセスしたウェブサイトやアプリのデータを、端末内に一時的に保存しておく機能のこと。
キャッシュがあることによって、次に同じページやアプリを開いたときに、再度データを読み込む必要がなくなり、表示速度が速くなったり、通信量を節約できたりします。
ところが、キャッシュデータが増えすぎてしまうと、iPhoneのストレージ容量を圧迫し、端末の動作が重くなることがあります。古いキャッシュデータが残り続けた結果、アプリが正常に動作しなくなる原因にもなるので、定期的に削除することが求められます。
そこで今回は、一般的にキャッシュデータが溜まりやすい「Safari」「LINE」「YouTube」のキャッシュを削除する方法を紹介。不具合が生じる前にやっておきたいですね!
【1】Safariのキャッシュを削除する
Webサイトを閲覧するとキャッシュデータが溜まります。削除することで、ブラウザの動作がスムーズになることがあります。
[Safariのキャッシュを削除する方法]
1.[設定]から「Safari」をタップ
2.「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
3.「履歴を消去」を選択
【2】LINEのキャッシュを削除する
LINEのキャッシュデータが溜まるとストレージを圧迫することがあります。頻繁にLINEでメッセージをする方はこまめに削除するといいでしょう。
[LINEのキャッシュを削除する方法]
1.ホームタブ右上の歯車アイコンをタップ
2.「トーク」をタップ
3.データの削除」をタップ
4.キャッシュの横にある「削除」をタップ
【3】YouTubeのキャッシュを削除する
YouTubeにはキャッシュを削除するという機能はありません。そのかわりにアプリをアンインストールした後に再インストールするとキャッシュが削除されます。
[YouTubeのキャッシュを削除する方法]
1.[YouTube]を長押し
2.メニューが表示されるので「アプリを削除」を選択
3.再び「アプリを削除」をタップ
4.「削除」をタップ
5.App Storeで[YouTube]をインストール
「種類とデータ」を見比べると、容量が減少しているのがわかります。
iPhoneの動作を最適化し、快適に使おう!
今回は、キャッシュを定期的に削除することで、iPhoneのパフォーマンスを維持し、ストレージの空き容量を確保する方法を紹介しました。とくにSafariやLINE、YouTubeはキャッシュデータが溜まりやすいので、頻繁に使用する方はこまめに削除するといいでしょう。
ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。
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