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「高さを超えるハート」両チーム最多29得点の河村勇輝をFIBA公式が絶賛、“目標達成の過程”にもフォーカス【パリ五輪2024】

  • 2024.7.31
日本のエース・河村勇輝(C)ロイター
SPREAD : 日本のエース・河村勇輝(C)ロイター

バスケットボール男子日本代表は30日(日本時間31日)、「パリ2024オリンピック」の1次リーグ第2戦で開催国のフランス代表と対戦。延長の末、90-94で惜敗した。
敗れはしたものの、エース河村勇輝は3ポイントシュートを6本決めるなど、両チーム最多となる29得点7リバウンド6アシストと大活躍。日本のエースが海外でも話題を集めている。

■パリ五輪での活躍は「カワムラの計画通り」

FIBA(世界バスケットボール連盟)の公式X(旧ツイッター)は、「高さを超えるハート ユウキ・カワムラは、21世紀において、五輪で1試合あたり25得点以上、5リバウンド以上、5アシスト以上を記録した3人目の選手である」と投稿。ポストには10時間で2.2万いいねが集まるほどの反響があり、身長172センチの日本のエースの偉業達成を讃えた。
FIBAはさらに、公式サイトで河村を紹介する記事を掲載。「昨年のFIBAバスケットボールワールドカップデビュー後、カワムラは改めて自分が世界トップクラスの選手の一人であることを強調した」とし、「彼はまだ23歳であるにもかかわらず、果敢に、そして恐れることなくバスケットに向かってドライブし、チームメイトにボールを回し、勝負どころでシュートを決め、ベテランのようにプレッシャーに対処した」と高評価した。
さらに、この日のフランス戦での活躍についても言及。「カワムラは第1クォーターだけで10得点を挙げ、2アシストを記録し、全体的に印象的な活躍を見せた」「第4クォーターでルイ・ハチムラが退場となりフランスが逆転に転じると思われたが、カワムラが主導権を握り、ハーフタイムの日本チームの最後の12得点すべてで得点またはアシストを決めた」と伝えた。
FIBAは、当時16歳だった河村が日本のインタビューで語った「世界に挑戦したい」という言葉を引用。そして、2022年3月にキャリアを追及するために大学中退を決めた河村が、FIBAの取材で「目標は日本を代表するポイントガードになって、パリ五輪に出場すること。その目標達成を考えた結果、今回の決断に至った。日本を代表するバスケ選手に成長したい」と語ったことを紹介した。
これらの発言を受けて、「そして彼はここにいる。カワムラは五輪という大舞台で彼が期待していた通りの健闘をしている。これはすべてカワムラの計画通りであることを知っておいてほしい」と、河村が目標を達成し続けている過程にもフォーカスを当て、記事を締めた。
河村は9月にエグジビット10契約を締結予定で、10月に開幕するNBA 2024-25シーズンに向けて本契約を目指す。河村のNBA進出にも期待が膨らむ。

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