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激レアな2色のハート模様を持つ三毛猫ちゃん、段ボールに捨てられていたところを拾われた幸運な双子猫ちゃんだった

  • 2024.7.31

猫が持つ毛柄は遺伝子の組み合わせによって偶然生まれるものですが、中には人間が描いたような形の模様を持つ猫ちゃんも存在します。

飛び三毛の小桃(こもも)ちゃんは、とっても個性的な柄を持つ猫ちゃん。なんと背中に2色のハート模様があるのです。

世の中にはたくさんの猫がいるので、ハート型の模様を持つ猫ちゃんを見かけることも稀にありますが、真ん中でスパッと2色に分かれているのはかなり珍しいパターン。

しかも、体の大部分が真っ白な毛で覆われているため、ハートがきれいにふわっと浮かび上がっていて、見る者の視線を釘付けにしてしまいそうな存在感。その姿を見るだけで何か良い出会いが訪れそうなとっても縁起が良さそうな猫ちゃんです。

この猫ちゃんの模様を飼い主さんがSNSのXに投稿したところ、1.5万件を超える”いいね”が付くほどの大反響。ハート型の模様に魅せられたしまったユーザーからたくさんのコメントが寄せられています。

小桃ちゃんはつい先日7歳になったばかりの女の子。可愛らしい見た目とは裏腹に、性格はとにかく構ってちゃんなストーカー気質なのだそうで、ターゲットになっているのは飼い主さんの旦那さん。

その求愛ぶりは朝から晩までずっと付きまとっては、穴が空くほど見つめ、ずっとニャーニャー話しかけているほど。普段は双子姉妹の小夏(こなつ)ちゃんと仲良く、時にニャンプロしたりして過ごしていると言います。

飼い主さんと出会ったのは、実家で暮らしていた頃のこと。ある日、帰ってきたお母さんから猫が捨てられていたことを聞かされ、「可愛い三毛猫だったけど見に行く?」と声をかけられたのがきっかけでした。

「母は基本、動物好きではないので、珍しい事もあるもんだと思いつつ見に行きました。」

猫は段ボールの中に2匹入った状態で捨てられていて、不安なのかお腹が空いているのか、大きな声で泣き続けているところでした。まだ乳飲み子のような小さな仔猫で誰にも拾われる様子がなく、「このままだと生きていくのは難しいだろう」と思ったことから、2匹一緒に連れて帰ることにしたのだとか。

そのうちの1匹が小桃ちゃん。拾った当時の模様はまだハート型ではなく、鈴カステラのようなツートンカラーの丸型でした。しかし、体が成長していくにつれて模様の形にも変化が現れたようで、ある日、いつも愛猫の写真を送っていた友人から「ハートじゃん!」と言われ初めて気が付いたのだと言います。

飼い主さんは過去にフェレット4匹、スカンク、大型犬のグレートデンを飼っていたほどの動物好きですが、猫を飼うのは拾った2匹が初めてのこと。

最初は猫たちの体重が170gしかなかったため、64kgもあった亡き愛犬との大きさの違いに戸惑ってしまい、持ち上げるのもドキドキでしたそうですが、日増しに大きく元気に育って行く様子を見ていると微笑ましい気持ちになり、今ではすっかり猫にハマっているのだそう。

飼い主さんが普段出かけている時は、妖怪をテーマにしたパフォーマンス集団『百鬼夜行(@steamjapanesque)』に所属している姪っ子がお世話をしてくれているのだそうで、2匹とはとっても仲良しな間柄。

そんな優しい人間に囲まれて暮らしている猫ちゃんたちの何気ない日常風景はSNSのXでたくさん公開されています。

取材協力:ねこ(@neko_musk)さん

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