自分を某芸能人だと思い込んでいる彼。耐えられず別れを切り出したら…まさかの言葉が！

昔付き合っていた彼は、「自分はカッコいい」と思い込んでいるタイプでした。アーティストとしても、俳優としても活動されている某芸能人を見て、「俺に似ている」「俺がテレビに出てるな」とサラリと言ってしまうほどで……。

実際、彼は整った顔はしていましたが、彼が「似ている」という某芸能人にはまったく似ていませんでした。ただ、彼は「自分は似ている」と思い込んでいて、その芸能人のことをかなり意識していたようです。クセのある甘い感じのしゃべり方や歌い方など、どんどんと彼へと寄せていくように。

テレビにその芸能人が映るたびに「ほら、俺だよ」「俺がテレビに出ているな」としつこく言われ、私は次第にそんな彼のことが好きなのかどうかわからなくなってしまいました。そして、「彼と一緒に過ごすことはできない」と、彼を外に呼び出し、別れを告げることにしたのです。

すると……。

彼はとても怒り、街中でしたが大声で「俺は某芸能人なのに、お前は俺を手放していいのか！？」と叫び始めたのです！

さすがに恥ずかしすぎたのとあまりの衝撃からで、私はその場から逃げるように去りました。そして、そのまま連絡を絶ち、彼との関係も終わりとなったのでした。

本当に申し訳ないですが、彼とのこの一件があってから、私は彼が「似ている」と言っていた某芸能人のことが苦手になってしまいました。テレビに出ていると彼がふっと頭に浮かんでしまうのです。某芸能人の方には何も関係がないのに……とても残念です。

著者：あみ／30代女性・ひとりで飲みに行くことが好きな自由な母。娘と日々宿題に奮闘中。
イラスト：アゲちゃん

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年5月）

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ベビーカレンダー編集部／ムーンカレンダー編集室