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佐野勇斗「そのときの感情が素直に出た写真ばかり」写真集撮影秘話をロングインタビュー♡│andBOY vol.2

  • 2024.7.30
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俳優、そしてダンスボーカルグループM!LKのメンバーとしての活躍も目覚ましい佐野勇斗くんが6年ぶりに写真集を発売する。思い出の地・ニュージーランドでの撮影秘話と彼にとっての旅と仕事と人生観を探ってみた。【andBOY vol.2】

6年ぶりに写真集を発売!思い出の地・ニュージーランドでの撮影秘話♡
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〝普段の顔がたくさん詰まった1冊になっています〟

最初に写真集を出したのが20歳の頃だったので、約6年ぶりになりますね。意外と期間があいてしまったけれど。ファンの人からよく「写真集、出さないんですか?」と聞かれていたし、ファンのみんなが求めてくれていましたね。

普通に制作が楽しいんですよね。仕事だけど、そんなに仕事感がないというか。浅いコメントになっちゃいますが、本当に楽しかったんです。デビューのときからついてくれているマネージャーさんやスタイリストさん、ヘアメイクさんが一緒でリラックスできたし、まるで慰安旅行のようでした。ただ、昔なじみのスタッフさんだけじゃなくて、はじめましての方もいました。少しずつ距離は近くなっていったのですが、最終日の夜に打ち上げをしたら、そこでものすごく仲よくなったんです。しまった、これ初日にやっとくべきだった! って思いました。

〝ニュージーランドは自分に自信がついた場所〟

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撮影したのはニュージーランド。交換留学生でホームステイしたのが高校1年のときでデビューした年だったんです。右も左もわからない状態で飛び込んで、それでもなんとかなったので、ある意味、自分に自信がついた場所でもありました。行こうかどうしようかという迷いもあり、自分としても挑戦だったので、結果的に一歩踏み出してよかったなと。

あの経験があったから、僕はよく「やめとけ」って言われるようなことをエイッとやっちゃうんですよね(笑)。インスタライブもやりたいですって挑戦してみたら、面白いって喜んでもらえた。そういう挑戦していく気持ちが芽生えたニュージーランドで撮った写真集なので、タイトルに「Here」を入れて、さらには撮影したのが25歳のときだったので、ちょうど20代折り返し地点、今からが勝負だという気持ちで「Now」とつけました。

自信が芽生えた場所での新たな決意表明の意味を込めました

久しぶりに訪れたニュージーランドは、こんなに自然豊かだった? こんなに道路って広かったっけ? と目に入るすべてが新鮮でした。自分で運転ができるようになったせいか、新たな魅力に気づけました。

〝本当に素のまま、そのときの感情が素直に出た写真ばかり〟

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撮影中は本当に素のまま、そのときの感情が素直に出た写真ばかりになっています。ちょっとクールな顔しているやつは、表紙になるかもって言われて、そのときはちょっと顔を作ったかもしれないけど、あとはほとんど何も考えていない顔です(笑)。でも僕はそっちのほうが気に入っているんですよね。

大きなワンちゃんとの写真も、偶然撮れた1枚で。ホテルの工事で来ていた現地の人が連れてきていたワンちゃんで、毎朝「おはよう!」って挨拶しているところをたまたま撮影されていた。こんな顔、意識して作れないですよ、恥ずかしくて(笑)。そういう普段の顔がたくさん詰まった1冊になっているんです。

10年くらい海外で生活してみたいなと思ったことも
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昔から海外の異文化に興味があって。10代の頃から「なんで、同じ地球上なのにこんなに違うんだろう!?」という部分にワクワクさせられることが多かったんです。世界遺産にしても、人間が作ったものじゃないのもあって、なぜこんな形に!?とか、人工じゃないからこそのパワーが感じられたりするところも、すごく好きだったんです。

文化や言語が違うからか、人間同士の関わり方も同じじゃない。海外に行くと、「イエーイ!」みたいなラフなノリで話しかけてくれたりして、すごいフレンドリーなんですよね。すれ違っただけで「ヘイメーン!」みたいに言ってくるところも楽しい。

現地の言葉が話せなくても、僕も適当だし、向こうもラフな感じだから。細かいことを気にしないところが、自分的には合っている気がするんですよね。ずっと暮らしていくなら日本がいいですけど、10年くらい海外で生活してみたいなと思ったこともあります。英語の勉強がしたかったので。最近は仕事で海外に行く機会が増えてきて、すごく楽しいです。

〝この世界はいかに笑顔で耐えてやっていくかが大事〟

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以前、音楽番組でご一緒した方が「忍耐、笑顔だからな」と言っていたことを最近よく思い出すんです。この世界はいかに笑顔で耐えてやっていくかが大事だと。確かに、楽しいなって感じる瞬間って1割ぐらいで、あとの9割は大変なことばかりなんですよね。今は朝ドラの撮影で野球の指導をしてくださっている元プロ野球選手の方に、「長い間、野球を続けていて楽しかったですか?」と聞いたら、「いや、しんどさしかないよ。楽しいのは勝った瞬間くらいだよ」って言っていて、みんな同じなんだなと。

僕がしんどいなと思いつつ続けている理由は、自分で選んだ人生だからというのと、いちばんはやっぱり、ファンの方たちとのドームツアーをやるっていう約束を守りたいから。約束を破りたくないっていうのが大きいかな。ファンクラブでコメントくれたり、握手会で喜んでくれたりっていうも、続ける理由になっています。

〝ファンの方たちと純粋に会って交流することが楽しい〟

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今回、写真集の発売記念イベントも楽しみです。僕ね、ファンの方たちと会えるのが本当に楽しくて、普通に友達とお茶するぐらいの感覚でしゃべっちゃうんです。おーひさしぶりって。全然〝キャー!〟みたいな感じじゃないんです。来てくれてありがとうね、最近調子どう? って。たくさんの人と会っても全然疲れないし、そういうの向いてるんですよ。久しぶりに友達と会うと元気になったりする。それと一緒で純粋に会って交流することが楽しいんです。

Profile・さの はやと

1998年3月23日生まれ、愛知県出身。今後の待機作として、2024年後期NHK連続テレビ小説『おむすび』、映画『六人の嘘つきな大学生』が11月22日に、2025年には劇場版『トリリオンゲーム』が公開予定。

〜 Information 〜

7月30日発売 『Here, Now!』

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ニュージーランド南島のクイーンズタウンを訪れ、広大な自然の中でアクティビティを楽しむ様子や、街並みに溶け込んで旅を楽しむ素顔から憂いのある大人びた表情まで余すところなく収録。見れば誰もが旅に出たくなる!発行/SDP

撮影/杉江拓哉(TRON)スタイリング/伊藤省吾(sitor)ヘアメイク/望月光 取材・文/根岸聖子 ※andBOY vol.2より 

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