【晴れるところが多くなりそう】北海道の週間天気予報　31日（水）から／星井さき気象予報士執筆

北海道のあす31日（水）からの天気予報とポイントを、HBCウェザーセンターの星井さき気象予報士がお届けします。

今後も天気や気温の変化が大きくなりそう

星井気象予報士

きのう29日に道内に大雨をもたらした低気圧は、30日午後5時現在、北海道の東海上を進んでいます。今夜9時ころまで内陸を中心に急な強い雨にご注意ください。

あす31日（水）の予想天気図です。
低気圧はさらに東へ離れ、あすの北海道は低気圧と低気圧の間に位置し、晴れるところが多くなりそうです。

また8月1日（木）になりますと、次の低気圧や前線が近づいてきますので、今後も天気や気温の変化が大きくなりそうです。

31日（水）の天気と気温

背景は30日（火）午後5時10分ごろの留萌情報カメラ。7月に入ってから29日までの留萌の降水量は232ミリ。7月の月の降水量としてはすでに統計史上４番目の多さ

あす31日（水）の天気と気温です。
ゆるやかに高気圧に覆われ、午後を中心に晴れる見込みです。

最高気温はきょうと同じところが多く、稚内やオホーツク海側では21度前後と、平年より2度ほど低い状態が続きそうです。

背景は30日（火）午後5時10分ごろの留萌情報カメラ

あすの時間ごとの天気、道央・道南からです。
函館や室蘭では朝から晴れて、そのほかの地域も昼頃には日ざしが出てきそうです。

あすも函館や室蘭では、28度まで上がり暑くなりそうです。

背景は30日（火）午後5時10分ごろの留萌情報カメラ

道北・空知です。
南側の地域から次第に晴れてきそうです。風もきょうより弱いところが多く、割合穏やかに経過しそうです。

背景は30日（火）午後5時10分ごろの留萌情報カメラ

道東・オホーツク海側です。
太平洋側を中心に晴れ間があるでしょう。オホーツク海側は引き続き雲が広がり、沿岸を中心に霧がかかるおそれもあります。

今週後半も雨の量が多くなる可能性

きのう29日までの10日間の降水量と日照時間の合計を、平年と比べたものです。

降水量が道北や道央、道南を中心に大幅に多く、日照時間もやや少なくなっています。
ここ一週間は大雨となったところがありましたが、今週後半も道北を中心に再び雨の量が多くなる可能性が出てきました。

週間予報で見ていきましょう。

31日（水）からの週間天気予報

背景は30日（火）午後5時10分ごろの千歳情報カメラ

週間天気予報、日本海側とオホーツク海側からです。
8月1日（木）には低気圧や前線が近づき、道北を中心に金曜日にかけて大雨になるおそれがあります。また金曜日から暑さも厳しくなり、札幌や旭川、網走や北見でも30度以上の真夏日となる日が多くなりそうです。

背景は30日（火）午後5時10分ごろの千歳情報カメラ

つづいて、太平洋側です。
こちらは今のところ大きな天気の崩れはなさそうです。金曜日から一気に暑くなり、函館や千歳、帯広では30度前後と暑さが続いていきそうです。

31日（水）の札幌の朝昼晩の天気

背景は30日（火）午後5時10分ごろの札幌情報カメラ

では、あすの札幌です！
朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします！

もんすけも夜はビアガーデンを楽しんでいますね。
あすは割合穏やかで極端な暑さもありません。週の真ん中ですが、ビアガーデンに行くにもちょうどいいお天気となりそうです。

文： HBCウェザーセンター 気象予報士 星井さき
札幌生まれ・札幌育ちの気象予報士。HBCテレビの「今日ドキッ！」（金曜日担当）や、HBCラジオの「朝刊さくらい」「気分上昇ワイド ナルミッツ!!!」「カーナビラジオ午後一番!」「アフタービート」で北海道の天気をお伝えしています。

連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。

※30日（火）午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。