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泣き続ける隣人にイライラ…エレベーターの修繕は一件落着?|ヤバイ隣人と弁護士ざたになった話

  • 2024.7.30

住まいを決める際、どんなことに気をつけるでしょうか。築年数や設備の充実さ、利便性などさまざまなポイントがありますが、それらと同じくらい大事になるのがどんな隣人が住んでいるかということではないでしょうか。主人公・佐藤さんはマンションのエレベーター修繕で隣人・灰田さんの不正に気付き、我慢できずに問い詰めます。灰田さんは釈明するとひたすら泣き続け、困惑する佐藤さん。今後のご近所付き合いのことも考え、この件は住人には言わず自分が引き継ぐことで終わりにしようと考えますが…。人間まお(@ningenmao)さんによる『ヤバい隣人と弁護士ざたになった話』第20話をどうぞごらんください。

何も知らない住人たちに灰田さんのやろうとしていたことを黙っておくことにした佐藤さん。しかし、灰田さんに任せ続けるのは難しいと考え、今後は修繕の方向で自分が引き継ぐと伝えます。灰田さんは泣き続けるだけで何も言わず、そんな態度にイライラをつのらせた佐藤さん。普通に考えたら嘘や仲介料のことはいずれバレると気付きそうなものですが、灰田さんはバレずにいけると思ったのでしょうか…。

「勝手なことはもうしないでください」と伝え、話を終えた佐藤さん。灰田さんの真意は最後までよくわからないままでしたが、とりあえず今回はエレベーターの取り替えではなく修繕という形で話がまとまったようです。住人たちのお金が無駄に使われなくて良かったと安心する一方で、灰田さんの言動に信頼できない部分がいくつもあることがわかりましたね。あくまで隣人ですから適度な距離感で付き合っていく分には問題ないかと思いますが、大きなトラブルに発展しないかが少し心配に思ってしまいました。

隣人トラブルの恐ろしさを実感させられる作品

どんなに住まいを吟味しても、隣人まで選ぶことはできないからこそ住まい選びは難しいですよね。この漫画の主人公である佐藤さんは隣人・灰田さんが起こすトラブルに度々巻き込まれ、ついには弁護士を通して解決を図るものの改善することはなく、結局は住まいよりも自分の安全を考えて引越しを決意します。

こんなにも話の通じない隣人がいるのか…と驚くとともに、もし自分が佐藤さんの立場ならばと考えると思わずゾッとしてしまう内容です。困った隣人がいた場合、真正面から戦うのではなく、自分の心身の安全を一番に考えることが大事。ささいなトラブルをきっかけに大きな事件へ発展するケースもあるため、くれぐれも注意が必要です。

正論が通じない、会話にならないと感じる相手に出会ってしまう可能性は誰にでもあります。そんな時は1人ではなく周囲の力を借りながら対応した上で、場合によっては「逃げる」という選択をすることも必要だと、改めて考えさせられる作品です。

著者:こびと

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