マティスの青をコーディネートに取り入れて
最近ビッグサイズのTシャツにハマっているという優恵さん。「大きめサイズは、冬にはチョッキ代わりに重ね着したりもできます」。この日はお気に入りのマティスのTシャツで登場。マティス展(国立新美術館で開催されていた展覧会「マティス 自由なフォルム」)で購入したLサイズ。青のプリントが印象的です。「マティスの‟ブルーヌードⅣ“という作品をモチーフにしたデザインです。展覧会のTシャツは、最近は洒落ているものが多いからよくチェックします。マティスは大好きで、2007年にフランスのニースにあるマティス美術館を訪れたことも」。
「フォーティファイブ・アール」のコットンのパンツに、「スズキタカユキ」の銀杏(イチョウ)色のワンピースをボタンを開けてはおった、南仏を思わせる華やかな装いです。Tシャツの青のモチーフに合わせて、下に青のカットソーを。「ワンピースの袖口からカットソーの青を出して、ポイントにしました」
青のモチーフに合わせてソックスもリングにも青を
銀杏色のワンピースは「スズキタカユキ」。麻100%素材で軽やかで夏は冷房対策など、はおりとして着ています。肩が落ちたデザインで、たっぷりギャザーで女性らしい。袖からカットソーの青色を見せて。Tシャツの青のモチーフとリンク。
シルクを何連も重ねたコードネックレスは、今年の春、ベトナムを訪れた時に購入。左手にはガラスのリング。「(Tシャツの)青のモチーフに合わせてリングも青に。20年くらい前にパリで、パレロワイヤルの回廊に入っているガラス店で買いました」
「ベレー帽が好きで夏でもかぶります」という優恵さん。どことなくアーティスティックな雰囲気。帽子は「カシラ」、トートバッグは「ハレイロ」。文房具店で買ったという赤いタッセルを付けてアクセントに。
スニーカーは「今マイブーム」という「スピングル」のキャンバスタイプ。「ソックスもTシャツの青と同じ色のソックスで、パンツをロールアップさせてちら見せしています」
撮影/須藤敬一
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大人のおしゃれ手帖編集部
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