アロハ~! リビングふくおか・北九州Web地域特派員の“ハヅムラルダ” です。
実は私、2019年にハワイに1年間住んでいたのですが、そのときによく食べていたハワイのドーナツ“マラサダ”のフードトラックがあると聞いて行ってきました。
その名は「SHAKAS Malasada(シャカズ マラサダ)」。トロピカル気分満載のかわいいトラック。
福岡市西区の九大伊都蔦屋書店の入口付近で週3~4日出店しています。
店主のひろこさん&ひろしさんご夫妻によるハンドサインは、店名になっている“SHAKA(シャカ)”で、ハワイ語で“気楽に行こう”、“ありがとう”、“じゃあね” など、親しみを込めたさまざまなメッセージを表現しています。ご夫婦は、能古島で経営していたカフェ「ヒロノコマーケット」で2021年からマラサダ販売を始め、「ヒロノコマーケット」閉店に伴い、今年3月からフードトラックでマラサダを販売されています。
お店のロゴも親指と小指を立てた“SHAKA”サイン。“Antie Hiloco's(ひろこおばさんの)”オリジナルレシピによるハワイアンスイーツです。
“マラサダ”はハワイでよく食べられているポルトガル発祥の穴なしドーナツ。イーストで発酵させているふわふわもちもち食感が普通のドーナツとの違いです。ハワイでは、観光客が必ず食べるハワイ名物として有名です。
メニューはこちら。「シュガー」(280円)「シナモンシュガー」(290円)「ココナッツシュガー」(290円)「カスタードクリーム」(430円)「マカダミアホイップクリーム」(450円)「パイナップルチーズクリーム」(380円)「あんバター」(430円)「スパムサンド」(500円)「ココナッツミルクアイスマンゴー」(580円)「ココナッツミルクアイス」(550円)「ココナッツミルクアイスパイナップル」(580円)。11種類のマラサダを販売しています。
いろいろあって迷いますが、そんなときオススメだというシンプルな「シュガー」(280円)をいただきます。ふわもちでしっとりとした食感とほのかで上品な甘みのやさしい味がたまりません。生地にはかぼちゃが配合されているようで、よく見ると黄色い。「福岡県産小麦、卵、オーガニックのてんさい糖、米油、グラスフェッドバターなど、自分たちが住んでいる地域に近い産地のもので、できるだけ身体に負担のかからない良質の厳選素材を材料に使っています」というひろこさんのこだわりが感じられます。
続いて、「マカダミアホイップクリーム」(450円)を賞味。生地からクリームまですべて手作りにこだわっているそうで、クリームがとてもおいしい! マカダミアナッツの香りが感じられる驚くほど軽い純生クリーム。米油で揚げる脂っこくない生地と相性抜群です。
暑い日にうれしい「ココナッツミルクアイス」(550円)もアイスクリームがさっぱり系。ココナッツミルクのコクと主張しない甘みに材料の良さがにじみ出ています。
「スパムサンド」(500円)は、ハワイのソウルフードであるランチョンミート“スパム”と卵、レタスがはさんであり、食事にできそうな食べ応えのある一品。惣菜系のマラサダはハワイにはなかったので初めての挑戦。こちらもドーナツの軽さが際立ち、重くない味わいです。
シャカズのマラサダは、揚げたてじゃなくてもしっとりふわふわで翌日でもおいしく食べられるとのことで、いくつか持ち帰ってレンジで温めて食べたところ、確かに美味♥ お土産やプレゼントにもぴったりだと思いました。
そして、繊細&丁寧に手作りされたシャカズマラサダの生のような食感は、ハワイで食べたマラサダよりもおいしいことに気づきました。どちらかというと大雑把に作られていた本場のマラサダを超えてしまった新感覚。「ハワイからお客さんが来たときに、ハワイのマラサダよりもおいしいと認めてました」とひろこさん。何度も作り直し、試行錯誤を続け、約4年かけてやっとできた納得のいくマラサダは、ハワイアンも認める味なのです。
スムージー、ラッシー、ティーなどトロピカルなドリンクも各種あり。マラサダと一緒に購入で50円引きになります。
「トロピカルスムージー」(650円)は、パイナップルとマンゴーのスムージーにヨーグルトがマーブル状に加えられたおしゃれなドリンク。甘すぎない南国の味わいで涼をとれます。マラサダと一緒にぜひ!
フードトラックの脇には、飲食できるテーブルと椅子が置かれたスペースがあります。
出店日の11:30~12時頃だと揚げたてを食べられますが、クリーム系お持ち帰りは揚げたてから30分後くらいがベストだそう。売切次第閉店になるので、お早めに。
営業日&時間はインスタグラムの投稿カレンダーorプロフィール下のハイライトカレンダーで、直前の変更&追加はストーリーズで確認できます。
おいしいマラサダに、マハロ~(ありがとうございました~)