シーズン3が待ち遠しい！ラブコメ要素一切なし（泣）！【韓国ドラマ】「スタジオドラゴン」節炸裂

こんにちは、ヨムーノライターでエンタメライターのはるです。

韓国ドラマの中には、続編が待ち望まれているもののなかなか実現されずにいる作品がいくつかあります。日本でも評価の高い「秘密の森」もそんな作品の一つでしたが、2020年、ついにシーズン2が放送され話題を集めました。

ここでは、そんな韓国ドラマ「秘密の森」シリーズを実際に見て感じた見どころやあらすじを紹介していきます。

韓国ドラマ「秘密の森～深い闇の向こうに～」（ 비밀의 숲 ）

韓国ドラマ「秘密の森」シーズン2

チョ・スンウとぺ・ドゥナがタッグを組んでいる本作。 2022年10月時点のニュースでは、スピンオフバージョンとしてシーズン3の企画されている情報も！

それくらい注目されている韓国ドラマ「秘密の森～深い闇の向こうに～」は、BS放送やNetflixなどで放送・配信されています。

韓国ドラマ「秘密の森シーズン2」は、Netflixシリーズとして独占配信中されています。

韓国ドラマ「秘密の森」の見どころ

韓国ドラマには欠かせない、財閥・検察・警察の権力争い

ラブコメ要素一切なし！ 笑い要素があるようで、感情を失った検事ファン・シモク（チョ・スンウ）だから笑わない！！

途中まで気づきませんでしたが、ヴィンチェンツォや愛の不時着と同じ制作会社スタジオドラゴンが絡んでいるので、めちゃくちゃハラハラドキドキさせる要素満載。

真犯人が最後の最後まで分からない！ 出てこない。というか、出てはいたけど、犯人って気づかない(笑)。

淡々と真犯人に迫っていくストーリー

本作の主人公である検事のシモク（チョ・スンウ）は、子供時代に脳の手術を受けた影響で感情を失っているキャラクター。 そのため、他の人のように感情に左右されることなく理性に従って淡々と真実を追求していきます。

そんな忖度も通用しないシモクは、誰に脅されても気になったことは必ず調べ、絶対に折れません。忖度ばかりの世の中だからこそ、その姿はとても頼もしく見え、少し変わった主人公ながらいつの間にか引き込まれてしまいます。

感情を失った主人公が、淡々と真犯人を追求していく頼もしい姿をぜひチェックしてみてください。

ペ・ドゥナとチョ・スンウの信頼関係

検察の内部不正に関わる事件の真相を探る中で、少しずつ仲間ができていく主人公のシモク。警察官のヨジン（ぺ・ドゥナ）も、そのひとりです。

事件を一緒に捜査しながら、信頼関係を強めていく二人。 シーズン２ではお互い敵対関係にあるチームに配属されながらも、協力して事件を解決し、本来あるべき検察と警察の関係を示してくれました。

また終盤で、ヨジンを守るためにチェ部長を説得するシモクの姿は感動もの。離れていてもお互いの存在が力になる二人の関係に、こちらまで励まされます。

闇堕ちしていく検事たちの中でも頼もしいカン検事長の存在

シーズン1で、シモクの味方をしてくれる存在だったカン検事長（途中までは部長）。 他の検事たちが汚職に塗れていく中で、カン検事長だけは一線を画し、信頼できる検事の姿を見せてくれていました。

そんなカン検事長は、シーズン2にも登場。 シーズン1で大きな敵として君臨していた財閥ハンジョグループがたくみに接近してきます。

これまでシモクの良き上司として存在していたカン検事長も、ついにハンジョの手に落ちてしまうのか。良心の砦として、これまでドラマのキーマンだったカン検事長の決断に注目です。

シーズン3はどうなる！？シーズン2はややパワーダウン！？

シーズン1「秘密の森～深い闇の向こうに～」全16話。 シーズン2「秘密の森」全16話の全32話です。

シーズン1「秘密の森～深い闇の向こうに～」の面白さを100とすると、シーズン2は80くらいかな……と個人的には思いましたが、シーズン2を見ないまま「秘密の森」を卒業するなんて無理だと思うほど、面白いドラマです。

シーズン3の放送開始が決定してから、2シーズンを一気に完走する楽しみ方もアリです。

韓国ドラマ「秘密の森」キャスト

キャスト：チョ・スンウ、ペ・ドゥナ、ユ・ジェミョン、ユン・セア、イ・ジュニョク

韓国ドラマ「秘密の森」視聴率

韓国ドラマ「秘密の森」全16話の平均視聴率は4.562%でした。 最高視聴率は最終回（第16話）6.568%。 最低視聴率は第1話の3%でした。

韓国ドラマ「秘密の森」シーズン2全16話の平均視聴率は7.265%でした。 最高視聴率は最終回（第16話）9.408%。 最低視聴率は第5話の6%でした。

韓国ドラマ「秘密の森」と合わせてチェックしたい韓国作品

韓国ドラマ「ウォッチャー 不正捜査官たちの真実」

出演している韓国俳優ソ・ガンジュンといえば、韓国ドラマ「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」でピアノを弾いているのが印象的でした。 が……、ウォッチャー 不正捜査官たちの真実では殴られまくり出血しまくりの警察役です。

ドラマの楽しみ方はキャスティングやルックスで犯人を予測する楽しみもありますが、ウォッチャー 不正捜査官たちの真実もその作品に該当します。

冒頭から「みなさん、この人が犯人ですよ……」という雰囲気を作ってくる作品なのですが、ラストのラストまで「あれ？この人が犯人じゃないの？えっ実はいい人？」みたいな展開に頭が疲れます。

本格心理スリラーなので、監禁系や銃撃など痛々しいシーンが多いです。 美しいピアニスト役のソ・ガンジュンを、ここまで痛めつけるのか……と。 ソ・ガンジュンに胸キュンするシーンは皆無です。

この「ウォッチャー 不正捜査官たちの真実」は「愛の不時着」「ヴィンチェンツォ」を手掛けたSTUDIO DRAGONなので、物語のオチは簡単ではなく二転三転は当たり前で、最後まで楽しませてくれます。

韓国映画「ラブストーリー」

韓国映画『ラブストーリー』のメインキャストはソン・イェジンとチョ・スンウです。 あの『愛の不時着』とヒョンビンとの結婚で注目度が爆上がりした、ソン・イェジン単独初主演映画でもあります。

ソン・イェジンが演じる女性を好きになった男性二人は大親友。 展開的にはよくある三角関係で、2004年公開作品でもあるので、このまま普通に終わるのかな……と、思ったらラスト7分で涙腺が決壊！

もうすぐエンドロールだったのに、その展開はズルい！！！！！ 「猟奇的な彼女」も泣けましたが、『ラブストーリー』のクライマックスも泣けちゃいました。

めちゃんこいい映画です。

ライター：ヨムーノ 編集部 韓国ドラマチーム

ステイホーム（stay home）をキッカケに、ヨムーノ編集部の中から抜擢された韓国ドラマチーム（女性2名、男性1名）。実際に全話視聴して、おすすめの韓国ドラマはもちろん、マニアックな視点や見どころをご紹介します。Netflix・U-NEXTはもちろん、ディズニープラスやアマプラ、レミノなど多岐にわたる独占配信をほぼ毎日鑑賞中。独自視点と視聴率を元に「次、なに観る？」の参考になれば嬉しいです。