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「離婚届突きつけられてたわ」見捨てられた身勝手な義父の寂しい末路とは?<義姉トラブル>

  • 2024.7.30

はるかさんは夫・優太さんと息子の3人家族。義父と義母と同居のため構えた新居で、義姉と赤ちゃんも急きょ同居することに。義姉が高校生のころに、義父とはるかさんの実母の不倫現場を目撃したことがきっかけで、はるかさんは義姉に嫌われ、執拗な嫌がらせを受けていました。はるかさんと夫はパン屋『かぐら』2号店を経営していますが、義姉が経営に口を出し始め、方向性の違いから独立を決意。

義父母のお店の常連客が来店し話を聞いたところ、義姉が経営改善を図った義父母のお店は客足が減り、2号店は近々閉店しそうとのこと。

自らの発案でお店の業務改善を担当していた義姉は常連客に対し、「以前の味がいいならはるかさん夫婦のお店に行けば?」と伝えていたようです。

しばらくして、はるかさん夫婦のお店に義姉が来店。

「私とお母さんは家出てくことにしたから」

義姉の衝撃的な報告に、はるかさんと夫は唖然として固まりました。

「せっかく実家で子どもとラクしようと思ったのにー」

そう話す義姉の言葉に違和感を覚えたはるかさんは、義姉に本心を問います。

義姉の本音は?身勝手な義父の悲しい末路

はるかさんは、義父への恨みから義姉が実家のお店をわざと潰し、常連客はもとの味を受け継いだはるかさん夫婦のお店へと促したのではと考えました。

「私はあんたのこと、だいっきらいだから」

「せいぜいあんたらも店を潰さないように頑張ることね」

そんな言葉を残し、義姉は去っていきました。

数年の月日が経ち、実家のお店『かぐら』は廃業。

そして、はるかさんのお店で働き始めた『かぐら』の元スタッフ・ふうかちゃんの目に留まったのは、義姉が今話題のパン屋のキッチンカーを出店している姿でした。

「私たちもこの場所でやれることを頑張っていく」

義姉の姿を目にして、そんな決意を改めて固めたはるかさんなのでした。

長年、不倫の事実を隠していた義父。事実を知る義姉が帰ってきたことで、家族関係が崩壊しました。しかし、この出来事をきっかけに、家族一人ひとりが新たなスタートを切ったのです。

すでに他界している実母と義父の不倫発覚、執拗な嫌がらせをする義姉と義母……。困難が続いたはるかさんの生活に、ようやく平穏な幸せが訪れました。どんなにつらいときも、やさしい夫が常に味方でいてくれたのも、良かったですよね。

これからも手にした幸せな日々がずっと続きますように!


著者:マンガ家・イラストレーター あおば

ベビーカレンダー編集部

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