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【料理の鉄人の自宅めし】中華のレジェンド・陳健一が作る「エビチリ」作ろう!ケチャップの酸味が旨いのよ♡

  • 2024.7.30

中華の鉄人、陳健一さん。気さくな人柄で多くのテレビ番組にも出演し、中華料理のおいしさと楽しさを伝えてくれた伝道師でもありました。惜しくもお亡くなりになりましたが、今でも残っているYouTubeでは元気な陳さんの姿を見ることができます。今回は日本人も大好きなエビチリをとても簡単に家庭で作れるように紹介している動画がありましたので、さっそく作ってみました!




陳健一さんの「エビチリ」の材料と作り方

【材料】※1~2人分
・むきエビ(無頭)…10~15尾程度(できれば大きめがおススメ)
・塩…ひとつまみ(下処理用)
・片栗粉…ひとつまみ(下処理用)
・水…少々(下処理用)



・長ねぎ…30g
・塩…少々(下味用)
・白こしょう…少々(下味用)
・片栗粉…少々(下味用)
・サラダ油…大さじ1+大さじ2
・おろししょうが…大さじ2/3
・おろしにんにく…大さじ1/2
・トマトケチャップ…大さじ1と1/2
・豆板醤…小さじ1と1/2
・水…200ml
・酒…大さじ1
・砂糖…小さじ1/3
・塩…少々
・鶏がらスープの素(顆粒)…少々
・白こしょう…少々
・水溶き片栗粉…大さじ4(片栗粉大さじ2を水大さじ2で溶いたもの)
・ラー油…小さじ1
・酢…小さじ1/3



エビは背に包丁を入れて背ワタを取っておきます。
長ねぎはみじん切りにしておきます。

【作り方】※調理時間:20分
1. ボウルにエビを入れ、塩、片栗粉、水を加えてよく揉み洗いし、水で汚れを流し、キッチンペーパーで丁寧に水気を取っておきます。



2. エビをボウルに入れ、塩、こしょう、片栗粉を加えて混ぜます。


※薄く片栗粉がまぶせればOKです。

3. ボウルにおろししょうが、おろしにんにく、トマトケチャップ、豆板醤を入れておきます。



4. フライパンに油大さじ1を引き、エビを並べて白くなる程度まで中火にかけます。



5. エビが白くなったら皿に移しておきます。


6. 同じフライパンに油大さじ2を引き、ボウルに合わせておいた調味料を入れ、全体に混ぜ合わせて火を止め、余熱で火を入れます。



7. 水、酒、砂糖、塩、鶏がらスープの素、白こしょうを加えて混ぜます。



8. エビを戻し中火にかけ、エビに火を通します。



9. 長ねぎを入れ、一度沸騰させます。



10. 火を止めて水溶き片栗粉を入れて、全体を混ぜます。混ざったら中火にかけ、片栗粉にしっかりと火を通します。



11. ラー油を入れ、最後に酢を加えます。


※この酢が油を中和してくれます。

12. 器に盛りつけて、出来上がりです。



赤い餡の中にたくさん入っているエビ。わたしはエビが大好きですので、この光景を見るだけで心躍ります。豆板醤はもちろんのこと、しょうがとにんにくの香りがとてもよい上に、口に入れるとエビのプリプリの歯ごたえがたまりません。しかもケチャップの酸味が入った餡と絡んで、まさに至福の中華料理です。日本人がエビチリを大好きな理由が、よく分かります。

わたしたちが普段食べているのは中華料理で、実際に中国の人が食べている中国料理とは違います。簡単に言うと、中国料理を日本人向けに食べやすくアレンジしたのが中華料理ですので、このエビチリも実は中華料理です。中国料理ではエビは殻ごと使うことが多く、黒酢やコチュジャンを使うなど味も違います。一番の違いはケチャップを使わないことですが、わたしはこの日本人向けではない中国料理も結構好きです。

わたしはエビチリを作るとき、必ず大きめのエビを買うようにしています。何といっても具がエビだけですから、食感をしっかり感じられるようにプリプリに仕上げるにはやはり大きめのエビがいいです。また、プリプリに仕上げるためのもうひとつのポイントが下ごしらえです。洗って背ワタを取り、熱を通しても縮まないように片栗粉をまとわせておくこと、面倒に思えるこのひと手間をかけるかかけないかで、出来上がりに雲泥の差が生まれます。おいしいエビチリを食べたいのであれば、下ごしらえは絶対に欠かせません。

手間さえ惜しまなければおいしいエビチリができますので、ぜひ作ってみてください!

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