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【福岡県遠賀町】店名にあふれる郷土愛♡カフェ”遠賀えし(おんがえし)”

  • 2024.7.30

こんにちは!リビングふくおか・北九州Web地域特派員のKimyです。 厳しい暑さが続く毎日ですが、こんな風景の中で真夏のひとときをおいしいコーヒーとともに過ごすのはいかがでしょうか?

出典:リビングふくおか・北九州Web

こちらのお店は、遠賀川沿いののどかな田園風景の中にある”豆工房_遠賀えし-ongaeshi-(おんがえし)”。 厳選された豆を挽いたこだわりのコーヒーと、自家栽培の小豆を使ったスイーツがいただける、2024年1月1日にオープンした小さなカフェです。

生まれ育った町への”おんがえし”

出典:リビングふくおか・北九州Web

オーナーの大場さん

このお店のオーナーである大場さんは、ここ福岡県遠賀町がふるさと。カフェの出店にあたり、ご先祖さまから受け継がれたこの土地を選ばれたそうです。同じく先祖代々受け継がれてきたという自家栽培の真小豆(まさめまめ)やサツマイモを用いたスイーツを提供するなど、ご自身のルーツとご先祖さまへの感謝の思い、そして、生まれ育った町への恩返しの気持ちを大切にしながらお店を営まれています。

遠賀川沿いの通りから脇道を下ったところにあるこのお店は、川沿いの通りからは見えにくい立地のため、初めて来店される方は「このまま進んでいいのかな…」と心配になるかも。 ↓この標識が現れたら矢印の方向へ下ってください。下ってすぐの分かれ道を左に進み、工場を過ぎると必ず出会えます!

出典:リビングふくおか・北九州Web

”豆”を愛するオーナーご夫妻

コーヒーはオーナーの大場さんがオリジナルの’遠賀えしブレンド’をおすすめしてくださいました。スイーツは小豆と生クリームがとろける’小豆みるくぷりん’です。 丁寧に淹れられたコーヒーはとても飲みやすく、豆のおいしさが際立ったスイーツともよく合いました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

小豆みるくぷりん 380円 遠賀えしブレンド 360円

出典:リビングふくおか・北九州Web

テイクアウトした’抹茶きなこ’も、甘すぎない自家製の餡がとってもおいしい!

出典:リビングふくおか・北九州Web

抹茶きなこ 200円

奥さまのアドバイスどおりレンジで20秒ほど温めると、もっちりとした食感がよみがえりおいしくいただけました。

ドリップバッグはギフトにも最適

店内にはギフト用の商品も用意されています。

出典:リビングふくおか・北九州Web
出典:リビングふくおか・北九州Web

ギフトボックスもありますので、お中元や手みやげなどにもいいですね。

出典:リビングふくおか・北九州Web

あらゆるものに込められたオーナーご夫妻の思い

店内に飾られているオーナーの大場さんが自ら書かれたというメッセージも、ぜひご覧になってみてください!(購入することができます。)

出典:リビングふくおか・北九州Web

ポップやメニュー、のしの表書きなど、店内のものはすべてオーナーの大場さんが手がけられているそうです。味わい深い芸術的な文字から整った楷書まで、本当に美しくてあたたかい文字に驚いてしまいました。 のしやメッセージなどの代筆も受けられており、贈りものの際などに一筆お願いすることもできるそうです。

そして文字だけでなく、なんと! 看板をはじめいろんなところで目にするお店のロゴマークもオーナーの大場さんがデザインされているとのこと。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ドリップバッグにも印刷されているロゴ

左の丸いロゴは、お店のそばにある’島津丸山古墳’から着想した、歴史を感じる昔ながらの丸い窓枠がイメージ。福を呼ぶとされるフクロウが「遠」の文字のしんにょう部分に止まっているデザインになっています。 右の葉っぱのようなロゴは、四つ葉のクローバーならぬ’四つ豆のクローバー’。珈琲豆と、ご先祖さまから受け継がれた小豆を合わせてデザインし、こちらは「遠」の文字のしんにょう部分に稲穂があしらわれています。一緒に描かれているのはお店からも飛び交う姿がよく見られるトンボ。トンボは古くから不退転の精神を表すとされ’勝ち虫’と呼ばれていることから、縁起物としてデザインに取り入れられたということです。 お店に対する深く熱い思いを、ロゴマークからも感じることができます。

ドライブがてら行ってみよう!

出典:リビングふくおか・北九州Web

店内にはカウンター席が6つ。表の広いスペースにはテラス席もあります。暑さの厳しいこの時期はテラス席は使用していないとのことですが、気候のよい時期にはきっと心地よい時間が過ごせることでしょう。

出典:リビングふくおか・北九州Web

コーヒーはオリジナルの’遠賀えしブレンド’のほか、世界各地のこだわりの豆が選べます。スイーツは小豆を使ったものが季節によって楽しめるとのことです。冬は自家栽培のサツマイモを使ったスイーツもとても人気だそうです。

店内では陶器も販売されています。コーヒータイムを楽しむアイテムとしてコーヒーとご一緒に…という奥さまのアイデア。すてきなカップが並んでいました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

お店の近くには蓮の池と公園があるというお話を聞き、初めて帰りに通ってみました。同じく近くにある’島津丸山古墳公園’も、地元の住民でも行ったことがない人も多いのではないかと思います。こちらのお店を訪れたことで、この周辺のことを新しく知るきっかけになりました。オーナーの大場さんは、「このあたりは年々人口が減ってきているので、”遠賀えし”が地域を盛り上げることにつながれば、地元への恩返しになるのでは。」とおっしゃっていました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

この時期、遠賀川沿いは木々が青々として夏の青空とのコントラストが最高です!ぜひ、ドライブがてら抜群の眺めを楽しみながら”遠賀えし”を見つけてください。

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