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【吉野家】並盛498円に値上げでも「モーニング」は価格すえおき! 牛丼が味わえる満足度◎の定食は?

  • 2024.7.29
【吉野家】並盛498円に値上げでも「モーニング」は価格すえおき! 牛丼が味わえる満足度◎の定食は?の画像1
フードコート内にある吉野家のカウンター(C)サイゾーウーマン

国内に1,200店舗以上展開する人気牛丼チェーン“吉野家”。7月29日から値上げを実施し、牛丼並盛は税込498円になる。一気に72円も高騰した一方で、「朝定食」のほとんどは価格が据え置きとのこと。オトクな朝定食をレビューします。

※2024年1月公開の記事を再編集しています。

目次

・【吉野家】2024年3月から業績が悪化
・モーニングは価格据え置きで牛丼が食べられる!
・567円「ハムエッグ牛小鉢定食」を実食!
・牛小鉢とハムエッグでおなかは大満足!

【吉野家】2024年3月から業績が悪化

吉野家やはなまるうどんなどを経営する吉野家ホールディングスの2024年2月までの1年間は、売り上げが前年を11.5%上回る1874億円と好調。営業利益も前年比2.3倍の79億円でした。

しかし、25年2月までの1年間の業績は減益するとの見通しで、実際に24年3月から5月までの営業利益は前年同期比で減益。売上営業利益率も悪化しています。

今回の値上げは7月29日午後2時から。朝定食など一部商品を除いた大半のメニューが対象になります。店内飲食の場合、牛丼並盛は468(税込、以下同)から498円に72円の大幅引き上げ。かろうじてワンコインに収まっています。

【吉野家】モーニングは価格据え置きで牛丼が食べられる!

今回、価格に動きがなかったものは午前4~11時に提供されているモーニングメニュー(朝牛セットは一部で値上げ)。

牛丼の値上げは苦しいけど、どうしても吉野家の味が食べたい! という人は、モーニングを利用するのが吉でしょう。

吉野家のモーニングメニューは全10種類。このうち、アタマ(牛丼の具のみ)が小鉢としてついてくる「牛小鉢セット」は4種類あり、もちろん価格はそのまま。牛丼が含まれる「朝牛セット」も、なんと並盛までは価格据え置きなんです。

牛小鉢つき

「納豆牛小鉢定食」468円、618kcal
ごはん、みそ汁、牛小鉢、納豆、生野菜サラダ

「ハムエッグ牛小鉢定食」567円、630kcal
ごはん、みそ汁、牛小鉢、ハムエッグ、生野菜サラダ

「Wハムエッグ牛小鉢定食」666円、732kcal
ごはん、みそ汁、ハムエッグ(玉子2倍)、牛小鉢、生野菜サラダ

「塩さば牛小鉢定食」666円、706kcal
ごはん、みそ汁、牛小鉢、鮭、生野菜サラダ

「焼魚牛小鉢定食」666円、653kcal
ごはん、みそ汁、牛小鉢、鮭、生野菜サラダ

牛丼つき

「朝牛セット」小盛519円 並盛552円 アタマの大盛684円(値上げ価格) 大盛750円(値上げ価格) 特盛926円(値上げ価格) 超特盛1,047円(値上げ価格)
牛丼、みそ汁、選べる小鉢(玉子・半熟玉子・ミニサラダ・納豆・お新香のいずれか一品)

【吉野家】価格据え置きの567円「ハムエッグ牛小鉢定食」を実食!

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「ハムエッグ牛小鉢定食」ごはんは並盛(C)サイゾーウーマン

今回は、牛丼の味が味わえる価格据え置きの「ハムエッグ牛小鉢定食」(567円)を注文。

「ハムエッグがあるから、ちょっと待つかな?」と思いきや、あっという間に定食を受け取ることができました。このハムエッグ、作り置きなのか? 厨房のオペレーションが気になります……。

【吉野家】並盛498円に値上げでも「モーニング」は価格すえおき! 牛丼が味わえる満足度◎の定食は?の画像3
朝から野菜が取れるのはうれしい(C)サイゾーウーマン

生野菜サラダは、千切りキャベツ&にんじんに、コーンがたっぷりのっていました。これに、マヨネーズタイプの「クリーミードレッシング」をかけていただきます。

濃厚なドレッシングはマヨネーズ感が強いので、余ったら牛小鉢やハムエッグにかけても◎。

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フライパン型の鉄板がかわいいハムエッグ(C)サイゾーウーマン
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ハムは程良い厚み(C)サイゾーウーマン

鉄板に入ったハムエッグは、玉子を割ると少し硬めの半熟でした。ハムは塩気がそこまで強くないので、これをおかずにごはんをバクバク……という感じではないかも。

最初、鉄板に触れたら「ヤケドするかな?」と恐る恐る扱っていましたが、勇気を出して触ってみると“温かい”程度でした。やはり、ハムエッグはある程度作り置きしているのかもしれません。

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“目玉焼きのせ牛丼”が爆誕!(C)サイゾーウーマン

牛肉と玉ねぎを特製だれで煮込んだ牛小鉢は、ごはんにのせて牛丼にするのにちょうどいい量。今回は、さらにハムエッグの目玉焼きをのせる裏ワザに挑戦しました。

これまで吉野家の牛丼は、生卵か温泉卵をトッピングするのが正解だと思っていましたが、目玉焼きも新鮮でおいしい! 焦げた白身の香ばしさがプラスされ、新たなおいしさを発見しました。

通常、吉野家で目玉焼きが提供されるのはモーニングだけのようなので、これは特権ですね。

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具は……少ない(C)サイゾーウーマン

みそ汁は、わかめとねぎが少しだけ入っていました。この吉野家のみそ汁のクオリティなんですが、実は前々から「もう少し頑張れないものか」と気になっていたんです……。

みそ汁のハードルが高くなったのは、和食チェーン“なか卯”のみそ汁を食べてしまったから。なか卯のモーニングに付いてくるみそ汁って、具もしっかり入っている上に、繊細なお味噌の風味が本当においしいんです! なので、どうしても比べてしまって……。

とはいえ、もしかしたら吉野家のみそ汁のクオリティこそが、計算されつくされた“万人受け”というものなのか……。まぁ、豚汁(+132円)にグレードアップすればいいだけの話かもしれません。ただ、ほんの少しだけでいいんです、具を増やしていただけないでしょうか……。

【吉野家】牛小鉢とハムエッグでおなかは大満足!

吉野家の「ハムエッグ牛小鉢定食」は量も内容も価格も大満足!

ただ、競合する牛丼チェーン“松屋”と比べると、全体的に値段が高く感じてしまったのも事実。というのも、松屋のモーニングメニューは最安の「Wで選べる玉子かけごはん」で290円、今回食べた「ハムエッグ牛小鉢定食」と内容が一番近いと思われる「ソーセージエッグ定食」も450円なんです。

とはいえ、今回の値上げでモーニングだけは据え置きにしてくれたのはうれしい限り。吉野家の味が恋しくなったらまたモーニングを利用したいと思います。

サイゾーウーマン編集部

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