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トイレに換気扇がない時はどうする? 代わりのアイテムや後付けについて解説

  • 2024.7.29

トイレに換気扇がない時に起こるデメリット

イエコレクション iecolle

トイレの換気扇にはトイレの衛生状態を保つという大切な役割があります。
まずは、トイレに換気扇がない場合のデメリットを解説します。

臭いがこもる

トイレに換気扇がないと換気が行えず、トイレに嫌な臭いがこもってしまいます。
トイレの外の廊下にまで臭いが伝わってしまうこともあるでしょう。
臭いを消すために香り付きの消臭剤などを使うと、臭いが混ざってさらに強く感じられることもあるため注意が必要です。

カビ・結露の発生

換気を行わないと、トイレ内に湿気が溜まり続け、タンクや便器の見えにくい部分に結露ができやすくなります。
当然湿度も高くなるため、トイレ内にカビやその臭いが発生する原因になるのです。
木造建築の賃貸は特に、長年しみ込んだ結露により木材が腐食することもあるので、注意を払ってください。

埃が溜まりやすい

トイレはペーパーや衣類などの埃が多い場所です。
換気扇がないと空気の流れが生まれないので埃が溜まりやすく、掃除に手間がかかったり、ダニが発生しやすくなったりします。

閉じた空間で埃を吸い込むとアレルギーなどの症状を引き起こす可能性があるため、こまめな掃除を心がけてください。

トイレに換気扇がない時にできる対策は?

トイレに換気扇がない時にできる対策とは何でしょうか。
以下では、トイレに換気扇がない賃貸でもできる対策方法を紹介します。
また、簡易の換気扇を後付けする方法やその注意点についても解説します。

トイレの窓やドアを開ける

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トイレに換気扇がない場合は、窓を開けて空気を入れ替えるのがおすすめ。
ただし、窓を開けることによって、害虫の侵入やトイレ内に汚れが溜まりやすくなるおそれもあります。
その場合、目の細かい網戸を設置したり、虫よけスプレーを塗布したりするなどの対策をとってください。
トイレに窓がなければドアを開けて換気するとよいでしょう。

トイレに竹炭を置く

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竹炭には除湿効果とともに消臭効果があるため、トイレの臭いや湿気対策におすすめのアイテム。
湿気を吸って竹炭の効果が薄くなってきたら、洗って天日干ししましょう。
干した後も繰り返し使えるため、消臭剤などより経済的です。
かごなどに入れて置けば、トイレのインテリアにもなります。

小型扇風機を使う

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トイレに換気扇も窓もない場合は、小型の扇風機やサーキュレーターを使うのもおすすめ。
換気扇の代わりとしてトイレ内の空気を循環させられます。
臭いが気になる場合は対策として、ドアを開けたまま扇風機を使用するとよいでしょう。
小型の扇風機であれば狭いトイレでも邪魔になりにくいため、使いやすいです。

空気清浄機・イオン発生機を設置する

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換気扇代わりに空気清浄機やイオン発生機を設置するのも一つの手です。
空気清浄機は汚れた空気や埃、嫌な臭いを本体に吸い込むことで、トイレの空気をきれいにします。
イオン発生機は空気中に浮遊する菌の作用を抑えるイオンを放出し、カビや嫌な臭いの原因菌の増加を防ぎます。

小型を選べばトイレでも邪魔にならずに設置でき、換気扇の代わりに空気をきれいにしてくれます。
窓がないトイレにもおすすめです。

簡易換気扇を後付け

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トイレに換気扇がなくても、窓があれば簡易換気扇を後付けすることができます。
簡易換気扇は窓枠に取り付けるものが多く、ほかには網戸のレールに引っ掛けるタイプもあります。
大がかりな工事は不要で、自分で設置することができるため、業者に依頼するコストを抑えられて経済的。
設置後に窓の開閉が可能かどうかを事前に確認しておく必要があります。

【100人に調査】トイレに換気扇がない時の対策はどうしてる?

今回イエコレクション編集部では、トイレに換気扇がない100人にアンケートを実施。
トイレに換気扇がない時の対策方法を伺いました。

アンケート_換気扇がないトイレの対策
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※調査対象:トイレに換気扇がない方100名/調査方法:インターネットでのアンケート調査/調査日:2023年11月25日/調査機関:イエコレクション編集部

最も多かった回答は、「窓やドアを開ける」79%という結果に。
次点で「竹炭を置く」「簡易換気扇を後付けする」「空気清浄機・イオン発生機を設置する」が同率で4%でした。

「その他」には「消臭も兼ねる芳香剤を置いている」「消臭スプレーを使用する」など、トイレ用の消臭グッズを使っている声が複数ありました。
ここからは、詳しい回答理由も紹介します。

「窓やドアを開ける」と回答した人の理由

・虫が気になるので網戸をつけています
・虫などがはいらないように防虫スプレーをする
・窓やドアを開けてから匂いのある芳香剤も窓際に置いています
・あまり開けすぎると防犯上怖いので、1~2cm程度開けています
・便座機能にパワー脱臭モードがあるのでそれも使用する

「竹炭を置く」と回答した人の理由

・低コストで簡単に設置できる
・消臭効果があり、浄化されそうだから
・プラスで消臭剤や消臭スプレーも常備しています

「簡易換気扇を後付けする」と回答した人の理由

・小窓があり、そこに合わせて設置出来る小型換気扇を探して付けました
・ネットで安く購入出来るため
・誰でも簡単に設置できるのでおすすめです

「空気清浄機・イオン発生機を設置する」と回答した人の理由

・快適に過ごせるから
・プラズマクラスター、ウイルスをやっつける空気洗浄機を使っている

「小型扇風機を使う」と回答した人の理由

・換気がよくて夏や風呂上がりには便利だと感じる
・小型扇風機を窓の方向へ向けて設置して、ドアを開けて換気します

対策方法には、個人差や使用している商品差はありそうですが、アンケート全体を見ると「その他」でも紹介した消臭グッズを使う対策も併用している回答が多数ありました。
トイレに換気扇がない時の対策に迷っている人は、ぜひこのアンケートも参考にしてみてください。

換気扇を後付けする際の注意点

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外の空気を取り込むと同時に室内の空気を排出することで機能している換気扇。
換気扇を後付けする場合は、空気を排出できるように、トイレのドアに吸気口をつける必要があります。
一般的に、トイレのドアには吸気口をつくるための隙間がありますが、吸気口がない家だとドアの吸気加工や交換が必要になることも。

また、換気扇を後付けすると外気が浸入するようになるので、トイレ内部の気温が下がりやすくなります。
特に冬場は寒さが増すことを念頭に置いておきましょう。
さらに、トイレの場所によっては騒音や排気ガスが気になることもあるため、取り付ける際は注意が必要です。

まとめ

換気扇がないトイレで使えるアイテムや、後付けの簡易換気扇や設置での注意点を紹介しました。
トイレの換気ができないと、カビが発生したり、埃が溜まってしまったりとデメリットがありました。

それらを防止するためにも、トイレは清潔に保っておきたいもの。
トイレに換気扇がない場合、臭いや湿気の対策をとる必要があります。
自宅のトイレに合った方法で換気扇がない時の対策をとってみてください。

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